コーディー

素晴らしきかな、人生のコーディーのレビュー・感想・評価

素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)
3.9
いい映画じゃないですかね〜
悲しい出来事に直面し動けなくなった時、誰のどんな言葉が救いとなり一歩踏み出せるかわからないし、また自分も誰かの一歩の手伝いができるかもしれない。理想かもしれんけどこれもひとつの人生論として見れば素敵やん!wな気持ちになる温かい映画でした。

娘を亡くし、仕事も私生活も行き詰まった広告代理店代表ハワード。そんな彼を見兼ねた同僚らが仲間として社員として彼と会社を救おうとある奇策に出る話。奇策の鍵となるのは冒頭でハワードが掲げる〝愛〟〝時間〟〝死〟3つの言葉と3人の同僚と3人の舞台役者。

現実的で悲しい話ながらどこかファンタジックな雰囲気もあったり、ニューヨークのクリスマスってのもまた不思議な雰囲気を彩るのに持ってこいの舞台ですね〜そんなウットリ増し増しなお伽話感も良かったです。
3人の同僚も役者も主演クラス揃いまくりなので90分ちょいの尺には勿体無いな〜って思ったけどしっかり豪華さが意味を持つ良い脚本でした。
OneRepublicのエンド曲も最高!