少年は毎晩、異世界の夢をみていた。そこでは光が闇に攻め込まれ、世界は崩壊しかけている。異世界の崩壊は、少年がいる現実世界に影響し、この世界も壊滅しかねない。そして異世界を救う鍵となる超能力を少年は持っている―
なんですかこの中二病設定。アクセル全開で中二病。
だ が そ れ が い い ！
こんなん萌え萌えですわー。さらに味方となるその名も「ガンスリンガー」。拳銃使いですよ。化け物に拳銃を打ち込むことで戦うのですよ。弾がなくなったと思ったら、カートリッジをあけてのリロードかっけええ！！そして闇の親玉との対決！この親玉は幻術使いで、ガンスリンガーが撃ってきた弾をバリア張ってはね返すのです！このファンタジー世界的異種格闘技戦のかっこよさ。
ほんとにとんでもない中二病映画。フルスロットルで中二病。
で も こ れ が た ま ら ん ！
ある種の人にはドンハマリの映画です。
ただ長い原作の一部の映画化のせいか雑なところも目立ちます。
せっかく「アーサー王の・・・」「エクスカリバー」「ガンスリンガーの掟」などなど魅力的なワードが出てきて、なにそれ！なにそれ！と興味をそそられるのに、説明が足りないまま終わってしまいます。
上映時間９６分の映画ですが、このあたりもっと長くてもよかったのになあ。まだまだおかわりできるのに、ごはん一杯で止められた感じ。
まあ映画で食い足りなかった分は、小説を読むことにしますかね。
