トランスマスター

ダークタワーのトランスマスターのレビュー・感想・評価

ダークタワー(2017年製作の映画)
2.0
スティーブン・キングの30年の構想を経て誕生した小説原作の映画
さらに斎藤工のお墨付きで期待度上げて視聴しましたが、この作品好きな人すいません。
私の趣味に合いませんでした。
世界の支柱となるタワーの破壊をもくろむ男とタワーを守るガンマンと強大な力を持つ少年の時空と異なるパラレルワールド間を行き来するSF映画です。

◆良い点/注目ポイント
・登場人物が少ないので人物の役割がわかりやすいです。
・主人公のリボルバーの装填が素早くクールです。
・後半戦は『X-MEN』のマグニートーVS『マトリックス』のNEOという感覚で鑑賞しましょう。

◆改善点
・塔を破壊する動機が不明なのでイマイチストーリーに没頭できません。
・ガンスリンガーのブルース・リーのようなセリフも意味がよくわかりません。
・荒廃した近未来SF映画としては目新しい要素も少なく衣装や行動パターンも既視感満載です。
・ほとんど男キャラなのでヴィランを女性にしたほうが良かったと思われます。

◆総括
・シュワルツェネッガー主演のSF映画のような派手な立ち回りやサイバーな感じが薄く主人公の能力がヴィランと比較しても不公平(ミュータントVS早打ちガンマン)なのである程度バランスを取って欲しかったです。