ウォーボーイズ2024

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングルのウォーボーイズ2024のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ジュマンジの続編+主演:ドウェインジョンソンってこと以外は前情報を頭に入れずに観ましたが、まさかこんなギャグ色の強い話になっていたとは予想外でした!
本作はいわば、ハリウッド版:勇者ヨシヒコ、いや、筋肉版スーパーマリオですな!

ジュマンジのTVゲーム世界に引きずり込まれた四人の学生達は、それぞれが事前に選択したゲーム内アバターの姿に変身します。このアバターが各学生達の現実の姿と真逆のキャラクターになっていて、そのギャップに笑わされます。

なので一応、ドウェインジョンソンが主演ですが、あるいみ主演ではないというか、見た目や強さはいつものロック様で中身はヒョロガリのオタクという設定が面白かったです。
他のキャラが色々弱点ある中で、唯一(弱点:無し)になってるのも地味にツボでした。

反対に、現実では筋肉質な黒人が全く正反対の貧弱キャラになったり、(弱点:ケーキ)のくだりとかもしょーもなさ過ぎて最高。

見た目はデブのおっさんでも、中身は自撮りが趣味の自意識高いJKだったり、ガリ勉真面目女がセクシーな女性に変身したり、各登場人物たちが普段とのギャップに驚き戸惑う様子を見てるだけで笑えました。

そんな登場人物たちが最後には自分の殻を破り、最後にはしっかり成長したことが分かるから、鑑賞後には良い気分にさせてくれます。

ゲームあるあるを詰め込んだ展開、特に復活前提で死を利用して状況を打開しようとする展開なんかはオールユーニードイズキルを連想させられたりしました。あと、劇中でちゃんと初代ジュマンジの設定を拾っているのも、続編として意外とちゃんとしてるなーと思いました。

一足早く台北で観れましたが、終始笑いの絶えない一体感のある劇場で面白かった!
日本で公開される時はまた観ようと思います。
正月一発目にいい作品を観れてよかったです!