何度も観たくなるエンタメ映画
前作を知らなくても楽しめる4DX向け映画
アドベンチャーゲームが好きな人にすすめたい
基本的に誰の気分も害さなそうな脚本なので、友達や家族と観に行く映画を迷ってるならこの映画をおすすめしたい
ストレスを感じずに観られるためか、劇場でも笑いがよく起きていた
4DXは2D吹替版しかなかったので、吹替版を観たけど、字幕にならなさそうな小ネタ(ボソッと言う呟きなど)も拾えたので、おかげで十二分に楽しめた
笑わせるシーンと泣かせるシーン、応援したくなるシーンなど、全体のバランスがとてもいい
気になったのは登場するフレーズについて
前作のジュマンジ(やザスーラ)を当時観た人なら通じるはずだけど、「過去の流行語」にものすごく疎い人は「なにそれ?」って思う箇所が出てくるかもしれない
登場人物が魅力的なのがとてもよかった
特にスマフォ中毒の美人な女の子が、恰幅のいい中年男性キャラクターになってショックを受けるけど、本人も(周囲も)それを必要以上に引きずらないで自信満々に活躍したり、男性の身体での生活を楽しんだり、恋したり…彼女(彼)を観るだけでもものすごく満足できた
個人的に「入れ替わり設定」が苦手だけど、今回はプライバシーを侵害される人(入れ替わった身体や私物を必要以上に観察されるなどして恥ずかしい思いをする人)が架空のプレイヤーキャラクター(実在しない人)なので、不快な気持ちにならずにすんでよかった
おかげで素直に作品を楽しめた
男性の下半身に関する下ネタシーンが入るので、人によっては気まずくなるかも
隠キャゲーマーがマッチョマンになったり、アメフトのエースが小柄になったり、堅物そうな女の子が空手の達人になったり…現実の自分とプレイヤーキャラクターとの違和に戸惑いながらも、「自分は何者か」を各自が考えて、今の自分にできることを実行していく
その姿はとても素晴らしかった
冒頭、ボードゲームが近代的に変身するところは「貞子かよ!」とツッコミたくなった
あと、地元が広島なので「神ってる」は嬉しかった
とにかく流行語が連発されるので、10年後に初めて本作を観る人が同じように楽しめるのかはちょっと疑問
今のうちになるべく観ときたいかな
今度は字幕版で観たい
前作のジュマンジとザスーラもまた観たくなった