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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングルのneroのレビュー・感想・評価

3.0
前作のラストシーンから始まる本当に続編だった。ドンドコ太鼓までそのまんま。ボードゲームからビデオゲームへと進化したジュマンジの世界へ吸い込まれたプレイヤーは、ゲーム世界の中で別キャラクターのアバターとしてゲームクリアを目指すって、構造もほぼ以前の通り。

映画の出来としては、ロビン・ウィリアムス主演の前作には遠く及ばない。自分が、ゲーム特にRPGやアドベンチャーゲームにまったく興味が無いためもあるが、ゲームとしての設計に面白さを感じなかった。
前作でのリアルとバーチャルの世界間混乱みたいな驚き感もなく、3つのライフの使い方もあまり盛り上がっていない。
だいたい、4人が触れるのが1996年当時のゲームである必要はあるのかな? ”イマ”のビデオゲームならもっとそれっぽい展開ができるんじゃないか? ステータス表示も1回だけだし、シューティングとか格闘系とかのパワー攻撃もなく、能力のレベルアップもなし? リアルとゲーム内の2重キャラクターって設定は面白いのに、ゲームオタクとしてのスペンサーが単なるパワー担当になってしまっている。結局地図も欠けたままだったしね。

ドウェイン・ジョンソンのクドイ顔と演技は食傷だったが、ジャック・ブラックがいい味を出していたので楽しめた。あとバザールの少女が可愛かったね。
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