りお

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングルのりおのレビュー・感想・評価

2.5
前作「ジュマンジ」公開時は中学生。
もちろん前作は観てないが、地上波で鑑賞した母親がすごいオススメしていたのを覚えてる。
前作はボードゲームだったらしいが、本作はひと昔前のTVゲームに姿を変えて現代へ登場する。
学校での生活態度を見咎められた4人の高校生が罰として放課後に地下室の掃除を命じられるが、その地下室で問題のゲームを発見し、興味本位でプレイを始めたら、突然ゲームの中に吸い込まれて・・・
はい、ジュマンジ(ゲームの世界)へようこそ!←タイトルやね
彼らは自らが選択したキャラクターに憑依して現実世界へ戻るためにさまざまな危険や困難が待ち受けるジャングルでゲームクリアを目指すことになるのだが、お互いが現実世界でほぼ関わりがない上にゲームの中では本来の自分とは異なるキャラクターになりきっている為、「自分」や「仲間」の得意分野や弱点を探りながらミッションを攻略し、絆を深めていく展開がなかなか青春していていい。
もちろん、頻繁に衝突し仲違いすることもあるが、そこも織り込み済みのアクションアドベンチャーとなっている。
面白いのが現実世界とゲームの中のキャラクターのギャップがエグいメンバーの言動。
例えばジャック・ブラック演じるデブの大学教授の中身はイマドキの派手な女子高生。(予告編でチラみせ)
ゲームが進むにつれてデブ親父がだんだん可愛く見えてくるから役者ってすごい笑
各人3つのライフを保持し、ゲームの世界で死亡するごとに1つのライフを失う設定も興味深い。(3回死んだら現実世界へ戻れずに永遠にゲームの世界へ閉じ込められる仕組み)
この設定をうまく使ったラストシーンはなかなか見応えがありました。
現実世界ではライフは1つ。
一度きりの人生、あなたは今のままで本当に満足?と問うような作品。
ドウェイン・ジョンソンとケビン・ハートの組み合わせは「セントラル・インテリジェンス」のデジャヴかと。
何となく二人の関係性も近いし。
そしてなんといってもドウェインの筋肉!
目の保養になりました笑
りお

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