このレビューはネタバレを含みます
株の番組を信じて投資したら大損した男が、逆上して番組の人気司会者を拘束。好調だった企業の株価が急落した訳は、CEOが南アフリカで鉱山ストを起こさせて、不正に値上がり益を得るためだったというオチ。最後、真相を確かめて犯人は撃たれて死ぬ。
尺も短く、テンポも良い。金融ものにしては分かりやすい。ジョージクルーニーの軽妙な演技も楽しませてくれる。ただ、もう少しオチに意外性があれば良かったかな。
〈あらすじ〉
リー・ゲイツ（ジョージ・クルーニー）が司会を務め、その巧みな話術で株価予想や視聴者への助言を行う高視聴率財テク番組「マネーモンスター」。番組ディレクターのパティ（ジュリア・ロバーツ）の指示を聞かず、アドリブ全開でリーが生放送に臨む中、拳銃を手にした男カイル（ジャック・オコンネル）がスタジオに乱入してくる。彼は番組の株式情報によって財産を全て失くしたと憤慨し、リーを人質に番組をジャック。さらに放送中に自分を陥れた株取引のからくりを白日のもとにさらすようパティに迫るが…。
