"いいことの多くは悪いことから生まれる。宗教とは関係なしに正しい心を持っていれば、悪い出来事も自分への贈り物(ギフト)になるかも。"
たまには、ホラー系作品も見たくなり、ずっと気になってた本作を意を決して鑑賞･･･も、ホラーではなくスリラーで、派手さはないが、この後味の悪さはなかなか。
夫と同級生との偶然の再会、その後その男から次々と来る贈り物･･･その男に好意を持った妻だったが、夫は嫌がって距離を置き、男の行動も不気味となり、やがて、二人の過去に因縁があることを知る。
で、サイコ･スリラーではあるが、ある意味、二人ともサイコってのは巧みでしたね。
そして、あのオチ･･･目新しさはないが、劇中で語られる贈り物って言葉がきっちり効いて来る。
しかし、学校時代のある因縁、両方経験したことがある自分としては複雑な思いにはなりましたね･･･幼いがゆえにあまり深く考えてない残酷さは確かにあった。
キャストでは、監督を兼ねたジョエル･エドガートン･･･抑え気味の演技で得体の知れなさを見せてます。
ジェイソン･ベイトマンも時折見せる嫌味感がナイスで･･･レベッカ･ホールもいい仕事してます。
