2049

セトウツミの2049のレビュー・感想・評価

セトウツミ(2016年製作の映画)
3.7
原作は2巻まで読了済。
本作は2巻までのいくつかのエピソードを抜粋したも。

セリフは原作に忠実でほぼほぼ同じ。原作はギャグ青春マンガとして傑作と呼んで差し支えないものだと思うので、役者が自然な演技さえ出来れば面白いものになるだろうなとは思っていた。
池松壮亮と菅田将暉の演技は実在感を伴った非常に自然な演技で良かった。

高校生男子2人が放課後、川辺でただ駄弁るだけという内容で面白いと思わせる原作此元 和津也氏の手腕は凄い。
高校時代の下らない会話というコミュニケーションの中にあったおかしさ、切なさ、その時しかない青春の煌めき、そういった、もう失ってしまったものたちがふと蘇る切なさが本作にはある。
あんな下らない会話んすることもめっきり減ってしまった。なんでもない時間も青春だったんだと気づかされる。

真面目くさったレビューになったが2人の会話劇の妙はとても楽しい。気軽に観て楽しめる青春コメディだ。