Masa

マグニフィセント・セブンのMasaのレビュー・感想・評価

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)
3.5
西部劇は,やっぱりおもしろい。自分にとっては洋画の原点で,単純明解なストーリーだが,主人公の圧倒的な早撃ちの技でドンパチ打ちまくり悪者を倒す爽快感がたまらない。しかも,本作はただの西部劇ではなく,“荒野の七人”のリメイクだけあって,メンバーが揃うところが,またワクワクして楽しい。元々が黒澤明の“七人の侍”なので,ストーリー展開に間違いはない。こういった,メンバーが揃っていくストーリー展開は,“七人の侍”以降,映画にとどまらず,漫画の世界など,ありとあらゆるジャンルで多様されている。(映画ではオーシャンズシリーズやアベンジャーズ,スターウォーズのローグ・ワン。アニメではサイボーグ009やワンピース,特撮戦隊物などなど。)
クリント・イーストウッド監督の“許されざる者”も好きな映画の一つだが,本作は全編を通して楽しみながら観ることができる娯楽作品であった。
Masa

Masa