鹿江光

マグニフィセント・セブンの鹿江光のレビュー・感想・評価

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)
3.5
≪70点≫:7つの魂が悪を討つ!
人々を支配する悪者をバァーーーンするために、仲間を集めていざ決闘へ!お尋ね者や伝説と呼ばれた男……能力を極めた兵どもが続々と集まってくる展開はやっぱり熱い!ワクワクするRPG感というか、「確実に強くなってきている」感覚が分かる流れというか、もう早くドンパチやってくれよ、と心が焦りだす。
物語も複雑でなく、テーマも単純明快。暴れるところはとことん暴れて、去り際もドラマチック。ただ漢臭い西部劇よりは若干マイルド。正義の名のもとに銃を構えてはいるが、なんというか闘う漢の“気高き魂”の描写が薄い。そういう部分で言えば、個人的には『3時10分、決断のとき』のような話の方が好きだなぁ。
それにしても、西部劇の服装ってなんであんなにカッコいいんだろうなぁ。ヒゲもカッコいいし、なによりも、銃をホルスターに仕舞うときの音がすごく好き。
デンゼル・ワシントンとかイーサン・ホークとかは、もう観なくてもハマり役なのが分かるが、意外だったのがクリス・プラット。スターロードのせいでお調子者のイメージが強いが、西部劇でもかなりハンサム。ハンサム&ユーモア&ハンサムだった。
鹿江光

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