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マグニフィセント・セブンのkouのレビュー・感想・評価

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)
3.5
《男らしい男達》
男らしい男達が7人いる。それだけで映画の興奮としては十二分にあるだろう。今作は七人の侍からの荒野の七人を元にし、あの男らしい映画を作るアントワーン・フークア監督がリメイクをした。

今作の魅力は何と言ってもキャラクター達だろう。それを演じるキャストの豪華さから凄い。デンゼル・ワシントン、クリス・プラット、イーサン・ホーク…。彼らが仲間を集める場面からもうワクワクが止まらないし、7人が横並びに並んで歩くシーンは本当に最高の一言。個性あふれる7人がそろって、他人の正義のために戦う。素晴らしくかっこよかった。

七人の侍から荒野の七人、そして本作と、物語の大まかな部分は変わらない。ある村に訪れる危機と、それを守るために雇われた7人。彼らは世間から決して受け入れられている存在ではないが、村を救うために敵と戦うのだ。後半の決戦はとても派手で、アクション映画として申し分なく、それぞれの男たちの姿をずっと見ていられる。また、ラストシーンからのエンディングも秀逸だった。エンターテインメント作品として楽しめる一本だと思う。
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