隠し砦のくのいち

マグニフィセント・セブンの隠し砦のくのいちのレビュー・感想・評価

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)
3.5
【単純明快、勧善懲悪】

勧善懲悪が、映画の原点とも言える表現なので、何が善で何が悪とか、複雑な伏線やトリックなどの映画も良いですが…

単純明快な時代劇も、どんどん増やして欲しい限りでございます(o'ω')

この映画の見どころは、西部劇らしい演出のシーンやカットです!

早打ち、銃さばきや、ホコリなどなど…

極めつけは、7人が最初に目的の街で銃撃戦を行うシーンです。

正しく言うと、銃撃戦が始まる駆け引きのシーン!

銃を撃つ前の“間”です!

この間が良い!!

目線、表情、微妙な動作
この間の取り方が、銃撃戦の始まりを最高潮にさせる。


それは、まるで2010年のM1グランプリ決勝のスリムクラブの様な“間”なのです!

そう!スリムクラブは、西部劇なのです!

お客さんの、笑いと言う名の銃撃戦を、
最高潮にする為に間で駆け引きしているんです!

ま、その年のM1グランプリは、準優勝ですけどね…

ん??何の話でしたっけ(´・_・`;)