このレビューはネタバレを含みます
元ネタの七人の侍と同日に観たのが間違いだったかもしれない。
脚本に適当に用意されただけのリアリティのない微妙な悪役、漂わない絶望感、カッコ良いけど心の動きや戦う動機の見えない七人、映画のスタジオセット感満載の微妙な街並み、敵の数が多いのか少ないか分からない(ただ撃ち殺される大量のカカシですな)、結局大量に死んじゃう村人(戦わないで悪役に従うという選択肢もアリだと思えてしまう)、先住民はまだしも黒人/アジア人への差別が少なすぎる、などなど、その他ツッコミどころ多し。
西部劇として観ても、糞アホコメディの「荒野はつらいよ」の方がクオリティが高い気がする。
七人のうち4人くらいはキャラ立っててカッコ良かったので、もうちょっと彼らの背景や心理に迫ったスピンオフでも作れないかなぁ。
推しメンはコマンチ族のレッドナントカさん。かっけぇ。でも彼が最も心の動きが分からず、戦闘に参加した理由がガチ不明なキャラでした。
ヘイリーベネット大好きだけど、本作ではちょっとウザいかも。
あと、ガトリングガンはこの時代にはもうメジャーな兵器だったような気がするけど、どうなんだろう。そんなにレアか?