bellbottoms!
bellbottoms!
bellbottoms!
「ベイビー・ドライバー」を見て以来、脳内でbellbottomsが鳴り止まない。
高いイヤホンを放っぽり出して、わざわざearpodsでサントラを聴いているのだが、それもベイビーとのシンクロ率を高めるためだ。
踊る映画は山ほどあるが、映画が踊る瞬間を目撃することはそうない。
「ベイビー・ドライバー」には音楽が鳴っていない時を含め、踊っていない瞬間がない。映画が踊るとは、映画に登場するキャラクターが踊ることではく、作品そのものが躍動することを指す。
少なくとも僕はそう感じ、そして映画を見ている間、ずっと心が踊っていた。
「ショーン・オブ・ザ・デッド」におけるQUEENのように、エドガー・ライト作品には映画が踊り出す瞬間が時々あって、2時間この瞬間が続いたら最高だと思ってはいたが、まさか本当に見られるとは…
それでいて、全てのキャラクターが愛おしく、落ちこぼれや変な奴、口の悪いオッサンに優しいエドガー作品らしさが失われていない。
最高に理想的な娯楽映画なので、未見の方は古いiPodにearpodsをブッ刺し、安コーヒー片手に踊りに行くべし！！
