「カーチェイス版ラ・ラ・ランド」という宣伝文句にソ・ソ・ラれて劇場観賞♪
【Crime-Car Action-Musical】です。超絶運転と暴力、追い詰められる展開に沿ったアドレナリン系の音楽がシンクロして、正に新しいジャンルを生み出したと感じます。最後まで、観てるこちらもシートベルト締め肘掛け握りっぱなし！みたいな緊迫感、最後にちょっとホロッと後味良く、最高でした！
(結末を知ったので、安心して又、観たいです。)
但し、「ラ・ラ・ランド」からは遠いかなと思います。確かに【何だか古くて新しい】不思議感は似てます。こんな時代にネット犯罪じゃなく銀行強盗、そしてカセットテープとか、レトロ感にゾクゾクします。でも甘美さ、ほろ苦さ、哀しみや陶酔の時間と音楽、ここら辺は薄いです。
車酔いとムード酔いの違いでしょうか。
本作はそれで良いと思うので、むしろ「カーチェイス版セッション」という位、息苦しさ(生き苦しさ)が大半を支配してる感じがしました。主人公BABYにとって、車は魂が乗り移った楽器の様でした。
映画や車好き(銃好き((( ；ﾟДﾟ)))には、是非オススメしたい【何だか古くて新しい】快作です！
(お帰りは安全運転で！) (^o^ゞ
