巧みなテクニックで魅せるロックでオシャレなカーアクション!
ワイスピやTAXiのようなカーアクションと言えば車と車の衝突や派手な爆発を想像しますが、今作の主人公BABYのカーアクションは、どちらかと言うとテクニック重視でスマートでクールな印象。芸が細かい。 それが激しめのロックとベストマッチし、もう語彙力を失うほどカッコいい!としか言えないです。
ちなみにカーアクション版ララランドというのはちょっと意味がわからないです。全く別物です。
レトロな街並みもとてもハイセンスで特に私はダイナー好きなので世界観はどツボでした。ヒロインのデボラのダイナーの制服姿などファッションも可愛すぎてどツボ。ていうかリリー・ジェームズ可愛すぎますね。
たしか今作の監督はショーンオブザデッドと同じ監督だというのが頭にあったので、QUEENの曲をまた使ってくれないかなぁという期待をほのかにしていました。
ショーンオブザデッドでゾンビを棒でひたすら殴るシーンがあるんですけど、そこで私がQUEENの曲で1番好きなDon't Stop Me Nowが流れるんですよ。
なので同じ曲は使わないにしてもどこかで使われないかなぁと。
そしたら、案の定メインにQUEENのBrighton Rockを持ってきましたね。もう歓喜でした。わかっていらっしゃる。
その曲の中で繰り広げられるラスボス戦は死ぬほど熱かったです。
いやラスボスお前かよ〜!ってなるんですけど、あんなセクシーなラスボスに化けるなんて嬉しい裏切りでした。
オチは少しあっさり感もありますが、最後まで爽快な気分を味わわせてくれる映画だと思います。