タイトルコールが終わるまでの数分間で完全にハートを持ってかれた！
アクションと音楽、カメラワークが一体となって最高のコンビネーションを魅せる！
あらゆる要素が関わり合って化学変化を起こしてるようなまさに総合芸術って感じの映画だった。
面白い映画の自分なりの定義は、目に見えるもの・聞こえる音を最もカッコいいサイズ・バランスでフィルムにうつし、変幻自在に編集する中で、その全てが高次元で且つ共鳴し合っているもの。そういう意味ではこの映画が傑作になってしまうのは必然。
内容に関してはどんな人でもわかりやすく、楽しめる内容となっていて、多少の捉え方の差はあるとしても普段あまり映画を観ない方からさまざまなタイプの映画ファンにまでお勧め出来ます。
ストーリー展開も後半心配になるところもあったんだけど、見終わってみれば全く文句のつけようがない味付けで持っていき方。いらぬ心配だった。最高の始まり方で最高の終わり方。とても良いシナリオだと思う。
見ている間、常にドキドキさせてくれるし、ノリノリでイカしていて、ちょっと切なくて、最後には愛おしくなる映画です。
自分は見終わった後、しばらくしても心臓バックバクが止まらずこの映画に出会えた感動に打ち震えてました。
