「Was he slow?」
アクションと音楽のシンクロがたまらなく気持ちいい。
天才監督エドガー・ライトの遊び心溢れる映像表現にただただ酔いしれる1時間53分。
Bellbottomsのカーチェイスシーンから始まり、Neat Neatの強盗シーン、Tequilaの銃撃戦、Hocus Pocusの逃走シーンを経て、終盤のBrighton Rockへと繋がっていく…
そして、ラストは感動のEasy。
全てのシーンが、最高級に完成度の高いミュージックビデオのような高級感を醸し出してました。
オープニングに関しては、
おそらく映画史上最もスタイリッシュでカッコいいオープニングシーンだと言えます。
特に、街を歩くベイビーを長回しのカメラワークで映すシーンは、まさに本作屈指の名シーン。
遊び心溢れる映像表現に、エンタメ的な面白さをバランスよくトッピングし、常に斬新なアイデアと心躍る楽しさを提供する。
エドガー・ライト監督の天才的なスキルとセンスが存分に発揮された傑作アクションラブロマンス。