私はエドガー・ライト大好きなんですよね。
彼が若い頃から思い描いていたプロットを、カーチェイスができるアメリカで映画作品に仕上げた本作。
2011年の映画「ドライヴ」の二番煎じ感はあるものの、映画としての本質はそこではなく、音楽と映像のマッチングが絶妙で、ミュージックビデオをずっと見ているような高揚感を与えてくれる所にあるように思う。
冒頭からカッコいい。ただただカッコいい。「ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン」の「ベルボトムズ」に合わせて繰り広げられるカーチェイス。そしてその感動冷めやらぬまま、「ボブ&アール」の「ハーレム・シャッフル」に合わせたオープニングクレジット。
２曲のイカしたMVを続けて見終わる頃には観客のエンジンも温まってしまって、すでに物語に引き込まれている。
あとは〜もう2011年の映画「ドライヴ」って感じ！
