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ベイビー・ドライバーのyossieのレビュー・感想・評価

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)
3.9
まずはアンセルエルゴート。ダイバージェントシリーズの主人公トリスの兄役だった人だったとすぐに分からなかった。
よくよく写真を見て、あーーそう言えば的な。イケメンと言うよりも割と可愛い系の顔で、どこか弱々しい感じ。それがこの作品でも良くも悪くも生きていた。
ダイバージェントはシリーズいまいちパッとしなかった。その中でもアンセルエルゴート演じる兄役はその中でもさらにパッとしなかった。

この作品でのアンセルエルゴートの演じるベイビーはそのパッとしなさが売りになっている。事故の後遺症による耳鳴りを抑えるために常に音楽を聴いていて、上の空でボスの話す大事な計画を全く聞いていなさそうだ。
メンバーが不安がっておいおいほんとに大丈夫なのかと確認すれば、誰よりも正確に細かく流れを説明してのける。
そんなところは実のところIQ高そーだなーとギャップ萌えしてしまいそうである。

そもそもボスの集める強盗のメンバーにだってなりたくてなったわけじゃない。
いたずら少年の悪い癖て盗んだ車がたまたまマフィアの物で弁償さられているに過ぎない。運転だけであったから今までやってこれたのだろう。

家に帰れば事故で両親が死んで里親になってくれた車椅子のジョーを面倒を見る心優しい青年である。

単なるドライビングアクション映画、というところではいろんな映画で見るカーアクションと比べて特に秀でているとかそういうことはなかった。
音楽自体も私はあんまり知らなくて、わかるのはせいぜいダムドとブラーとクイーンくらいだった。にしても動きのタイミングと音楽とが絶妙にマッチしていてそういう部分では曲が分からなくても楽しめる作品だったんではないかな。
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