開明獣

バービーの開明獣のレビュー・感想・評価

バービー(2023年製作の映画)
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例の原爆関連炎上問題は、勿論、グレタ・ガーウィグにもノア・バームバックにも責任はないんだけど、配給元への抗議の意味を込めて、本作にはいいねもコメントも極力避けてきました😣

作品に罪はないというのは、ある意味、危険なワードだと思うのです。例えばナチス礼賛の映画があったとして、とても優れたていたならば許容していいのか?というような議論が巻き起こることでしょう😳あくまで例ですが・・・😥

何が言いたいのか?自分でも良く分かりませんが、不運にも本作に関してはとても胸の痛む出来事が起こってしまい、それをなかったこととは出来ない自分がいたということだと思います😔

当然、その事が、鑑賞にあたって影響しないはずがない。やっぱり今は観るのはやめて、配信を待つべきだったのかもしれません。でも、ノア・バームバックも、グレタ・ガーウィグも、長編監督作品は全部観てきている好みの映像作家だけに、劇場に足が向くのを止めることは出来ませんでした😑

実は随分前に観ていたのですが、ずっとレビューを書きませんでした。前述のような状態のもとで観た作品なので、かなりバイアスかかかっているのは、間違いないので、苦渋の決断として、ノー・スコアにしました。「スコアをつけない人や、レビューを書かない人は、原則、フォローしません!」(以前からのフォロワーさんで、いいねをしてくれてる人は別)、とプロフィールに書いてるにも関わらず、ノー・スコアとするのは忸怩たる思いがありますが、後の記憶の足がかりのために、レビューだけはやはり残しておこうと思いました。苦しい言い訳ですけどね💦

と、読み返してみると、拗らせオヤジのウザい駄文でしかないですね。まあ、それも自分のフィルマでの黒歴史として刻印しておこうと思うのです🙁

本作への正直な感想としては、グレタ・ガーウィグは迷走している、というものでした。全部が全部、ハッピーになれないという現実を受け入れるしかないのに、力技で希望ある未来を見せようとしていたようですが、御伽噺に使われる人形が、御伽噺を人工的に作っている世界に転身して行くことが、果たして説得力のあることなのか、疑問だったのです。フェミニズムは、どこかで多様性と相剋するもののような気がしています。良い悪いの問題ではなくて、ガーウィグがどこに行きたくて、何を示したいのか、本作では残念ながら、方向性が良く分かりませんでした😢

このレビューは、開明獣のしょーもないレビュー群の中でも、もっともしょーもないレビューなので、みなさんは「こんなレビュー書いたらいかんな!知らんけど🤔」と反面教師にしてください。

しょんみり🥺
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