このドキュメンタリーが観たくて、2人の作品を少しづつ観てきたけど、それぞれにコンプするのは難しいし、もう待ち切れずに鑑賞❗️
1966年、トリュフォーが映画人や映画ファン必読の映画教本『映画術』を刊行した。
それはどういう経緯で、どういう風に製本に至ったか?が詳しく知れる。
当時ヒッチコック63歳、トリュフォー31歳だった。
トリュフォーがヒッチコックの全作品について1作毎に問い質して忠実に言葉通りに記してある貴重な本だと分かる。
また、マーティン・スコセッシ他、後続の映画監督数人によるヒッチコック崇拝の熱の入ったインタビューが聞ける。
この本を一字一句、全写真を何度見たか分からないというほどに熟読して勉強したという。
特に『めまい』『サイコ』は詳しく説明されていて、どちらも観ていたので理解出来て良かった。
ただヒッチコックの言葉はやや強めで「俳優は家畜だ」と言っていてビックリでした😣
ヒッチコックがトリュフォーに「俳優が言うことを聞かない時はどうするんだ?」と問うと「撮影中に怒ることはしない。撮影終了後の様子を見計らって、一服して伝える。翌日の撮影まで時間が足りなくて困りますが...」
やっぱり人間性が違うと思う。
映画好きなら必見ドキュメンタリーです⭐️