ヒッチコック/トリュフォーの作品情報・感想・評価

ヒッチコック/トリュフォー2015年製作の映画)

Hitchcock/Truffaut

上映日:2016年12月10日

製作国:

上映時間:80分

3.5

あらすじ

「ヒッチコック/トリュフォー」に投稿された感想・評価

あの本を もう一度 読み返そうか
そうしよう
aloniatree

aloniatreeの感想・評価

5.0
あまり期待してなかったんですが、非常に勉強になる映画でした!
ヒッチコックまた見たくなるから褒め称えないでええええ!と悲鳴をあげたくなるほど、改めてすごい監督だったなと。
思えば昨今の映画で「このシーンとても美しい」と思いながら見てないかもと思った。ヒッチコックの映画には必ずセリフなく、でも意味のある美しいシーンが多いなと。芸術的なのに大衆にウケるってやっぱすげーヤツあいつ!(笑)
私の中では「裏窓」がダントツで1位です(笑)グレースケリーが夢のように美しいのが一番なんだけど、子供の頃の記憶では1番シーンごとにはっきりと思い出せるので。とにかく!書籍は読んでないのでいつか読みたいなー。子供にも見せようっと(笑)
1962年当時、31歳の気鋭監督だったフランソワ・トリュフォーが巨匠アルフレッド・ヒッチコックを相手にインタビューを敢行。ハリウッドのユニバーサル撮影所で1週間、朝から晩まで毎日7、8時間、食事の間も自身の全作品について語られたのだそう。インタビューは同時通訳、写真家も交え、後に『映画術 ヒッチコック/トリュフォー』というタイトルで書籍化される。
映画版ではこの書籍をベースに、現代映画作家のインタビューと解説によって改めてヒッチコックの映画術が語り直された。
マーティン・スコセッシ、デヴィッド・フィンチャー、ウェス・アンダーソン、リチャード・リンクレイターなどの顔ぶれが、ヒッチコックを前に等しくファンの顔になっているのが微笑ましくもあり。

困ったことに、このドキュメンタリーを観終わった後、無性にヒッチコック作品を片っ端から見直したくなってしまった。
観たい映画が山積みになっている今、なかなかその副作用はキツイのだが、それでも新作を無視して改めてヒッチコックに浸かりたいと思う時はあって、無性に欲しているような時、昔から知っている味のようにスッと心身に馴染む。時間の操り方、画面の切り取り方、照明の表情。わかっていても面白さが目減りしないサスペンスの不思議。

ヒッチコックの言葉はとてもシンプルに届く。

「私は視覚的に考える。
光が形や美しさを生み出す顔だってそう。全ては光と陰なんだ 」
とり

とりの感想・評価

4.0
ヒッチコック作品の解説を通して、現代の名匠たちの映画観まで透けて見えるような二度美味しい作品。
視線、光と影、ストーリーテリング。
ヒッチコックファンは必見です。世界的に有名な映画監督がその魅力について語ってくれます。ある監督が「恐怖の戦慄が愛の旋律にかわる」とかうまいこというてるなぁと思いましたが、これ字幕翻訳がうまいんですね。ヒッチコックからは私は人間の深層心理を学びました。あと映画は思いのままに時間を操ることができる芸術であることも学びました。それに改めて気付かせるドキュメンタリーでしたね。
yuka

yukaの感想・評価

4.0
ヒッチコックの絵コンテがばりくそ好み
めちゃくちゃヒッチコック映画見たくなるな..

現代の有名な監督がコメントしていく感じ見てるだけでも楽しい

ヒッチコック全然知らんかったけどこの顔めっちゃ見たことある!!!!ってなってた、笑
なべ

なべの感想・評価

3.5
全然期待してなかったけど、とてもおもしろかった。
この映画でいろんな映画監督がクリエイター目線でヒッチコックを褒めそやすのを聞いてると、自分の理解が子供の頃の理解の仕方のまま固まってるのに気づく。大人の見方ができるのに、過去の記憶や経験のままアップデートすることなく観てたんだな。いい歳の映画ファンなら、ぼくの言わんとすることをきっとわかってくれると思う。
スコセッシやポールシュレイダー、フィッチャーなど、匠たちのヒッチコックへの敬愛ぶりはハンパなく、そのまなざしの熱さに震えた。
例えば、「今や映画はクライマックスの連続だ。観客もそれを望むようになった。それも視覚的なクライマックスをだ。ストーリーもなきに等しい。だが、ヒッチコック映画では暴力も破壊も秩序ある構造の中で表現されている」と。確かに!
「めまい」を死者の復活に性的興奮を覚える男の妄執映画と分析したのには、思わず膝を打ったわ(本当は失敗作だと思ってたw)。
また「サイコ」を「小品なのに映画の地平線に大きくそびえ立つ名作」だと評したところでは思いっきり感動してしまった。ドキュメンタリーの中の褒め言葉に感動て!
それくらい、改めてヒッチコックを見直したくなるモチベーションがグンと高まるいいドキュメンタリー映画だった。

ちなみに、トリュフォーの「映画術」の映画的アプローチではないので、あの本の内容を期待して観るとずっこけるかも。
やま

やまの感想・評価

-
ヒッチコックが凄すぎるなんて、何を今更という感じ。

名だたる監督たちへのインタビュー共にヒッチコック映画の解説を聞いていくこの映画。もう何度も見たことがあるし、いろんな映画の本でお目にかかるシーンの連続なのだけど、やはり何度見てもヒッチコックは凄い。観客を楽しませる事を最大限に意識しながら、洗練された1シーンを作り上げて行く。
ラスト近くトリュフォーに「好きな映画作れていていいな」みたいなこと言ってた気がするんだけど、あの歳になっても創作意欲が湧いているし、本当に映画が好きなんだなと思えた。


今作をみるとヒッチコック作品が観たくなるし、更に彼について知りたくなる。
トリュフォーの映画についてヒッチコックがコメントしているのをみて興味深かった。ヒッチコックは他人の映画をどのような観点でみてるのか。
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