ヒッチコック/トリュフォーの作品情報・感想・評価

ヒッチコック/トリュフォー2015年製作の映画)

Hitchcock/Truffaut

上映日:2016年12月10日

製作国:

上映時間:80分

3.5

あらすじ

ヒッチコックとトリュフォーの貴重なインタビューの音声テープと、このバイブルとも言える本に影響を受けた、マーティン・スコセッシ、ウェス・アンダーソン、黒沢清、デビッド・フィンチャーといった、映画界を代表するフィルムメイカーたちのインタビューを交え、ヒッチコックの映画術に新鮮な視点いきいきと現代に蘇らせたドキュメンタリー。

「ヒッチコック/トリュフォー」に投稿された感想・評価

あの本を もう一度 読み返そうか
そうしよう
創作エンジンを刺激される これ観ながらプロットとか書きたい

ヒッチコックあまり触れたことなかったけどカットとか天才的なのがだんだん観ていてわかり引き込まれた 観ます
notitle

notitleの感想・評価

3.8
『映画術 ヒッチコック・トリュフォー』のヒッチコックへのインタビューをベースに各監督がシーンをピックアップしながら、何がどう素晴らしいかを解いてく作品。論理的でありつつ、その表現を自身が作り上げてるのが凄い。ヒッチコック観たい、とても。
のん

のんの感想・評価

3.0

題材からして観たいって思うよね。



ヒッチコックにトリュフォーがインタビューした伝説の映画本「定本 映画術」が題材のドキュメンタリー。
取材時の貴重な音源や秘蔵写真を中心に構成され、その後の2人の交流も描かれる。
(「ザ・シネマ」解説より)
かつてヌーベルバーグの星トリュフォーが巨匠ヒッチコックにインタビューした、通称『ヒッチコック本』のドキュメント映画。

何と言っても、デヴィッド・フィンチャーやウェス・アンダーソン、マーティン・スコセッシら気鋭の映画監督が出てきて、ヒッチコックや『ヒッチコック本』の凄さを語るっていうのが貴重な体験で面白い。

ただちょっと表現が抽象的すぎて、ヒッチコック個人に焦点を当てたいのか、ヒッチコック作品を時系列で追いたいのか、それともトリュフォーとの関係性を伝えたいのか、どれも中途半端で何を伝えたいのかピンボケしてる気がした。

個人的にはもっと「このカットというのは、こういう風に観客の目線を誘導するとともに、陰影でこういう効果をもたらして〜、こうこうこういう点で今までの映画にはない新しい表現で、後々の誰々の作品のこのシーンはヒッチコックのこのシーンのオマージュなんです!」みたいな具体的で技術的な話が聞きたかった。
本屋の映画コーナーに行くと一際目立つ大きさのあの本(本当にデカイ)に影響を受けた監督たちが語る。

ヒッチコック監督の作品については名作もあれば駄作もある。
という議論は絶えないが、ただ商業的な作品じゃなく、お客さんにいかに楽しんでもらえるかを考えて映画を作ったのはこの人が初めてだろう。
皆がスマホを持ち、簡単に動画撮影出来る時代になった。
失敗すれば消したり、面白く加工するのにこだわる人もいる。
上手くできた動画をSNSに投稿して高い評価を受けたい人も多いはずだ。
そんな皆さんの原点がヒッチコック監督だと私は言い張りたい!
まだカメラもフィルムも未発達で、撮り直したりすぐに確認出来ない時代に彼は見事な作品を生み出した。
絵コンテ、光と影、カット割り、小道具など全てが神がかっている!
そしてどの作品にも一度見たら忘れられないような、頭に強く残るシーンがあるのもヒッチコック作品の特徴である。

というように現代のヒッチコック狂の私でさえ書けば止まらなくなる。
この作品でヒッチと対談しているトリュフォー監督もまた、彼に触発されてその技術を学んだ一人なのだ。
そしてその対談本に影響を受けた映画監督たちも作品を生み、永遠にヒッチコックの技術は生き続けていく。


※「めまい」は美しい変態の映画だってさ(笑)。
Hawkwind

Hawkwindの感想・評価

2.0
映画の教科書とされるヒッチコック本を題材にしたドキュメンタリー。
ヒッチコック作品の私的ベスト3は、『レベッカ』『見知らぬ乗客』『サイコ』だけど、本作では『サイコ』以外は何故かスルー。『レベッカ』なんて映像すら出てこない。
代わりに失敗作の一つと思う『めまい』が絶賛されているのは何とも不可解。
他に色々と作品の名場面が小出しで出るが、やはり『汚名』のバーグマンの美しさは特別だなと実感。
「俳優は家畜だよ」と言い切るヒッチコックの発言が凄い。彼だから許されるようなもので、今なら散々メディアに叩かれるだろうな。
映画ファンが観たら気が狂うヤバいドキュメンタリーだ!本は勿論バイブルとして持ってるけど、文章が実際のヒッチコックとトリュフォーの録音された声で再現され、名場面を解説されると感動!ヒッチコックは長生きしたけど、トリュフォーはたった52歳で死去というのが悲しい。スコセッシが『めまい』を絶賛してるが、リメイクが『タクシードライバー』だからな!ヒッチコックマニアの監督のインタビューは面白いけど、デパルマがいないのが不満。
この映画、基本的にヒッチコック映画の全般的な紹介、トリュフォーとの対談、トリュフォーが出版した書籍「ヒッチコック/トリュフォー」からの抜粋、そして様々な映画監督の証言から『ヒッチコック映画の魅力を描き出した作品』である。

自分も、学生時代に映画館(リバイバル上映や名画座など)でアルフレッド・ヒッチコック監督作品をひたすら追いかけた観客であり、書籍「映画術 ヒッチコック/トリュフォー」も購入して自宅でさんざん読みまくっていたものである。(この本、デカくて重いので、出かける時に持ち歩いて読める本ではない。)

こうした映画を観ると、映画館とソフトで繰り返し観たヒッチコック映画を、また観たくなってしまう。
国領町

国領町の感想・評価

3.0
★★★liked it
『ヒッチコック/トリュフォー』  ケント・ジョーンズ監督
Hitchcock/Truffaut

ヒッチコックとヌーベルバーグって対極のイメージ
だったけど個性という意味では似てる

”私の想定する観客数は2000人だ
1人ではない、映画の力はいっきょに多くの人々
を感動させること。
テーマはなんであれ世界中の観客を同じように
感動させる、それだけが映画作家の誇りだ”
>|