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アイリッシュマンのkyokoのレビュー・感想・評価

アイリッシュマン(2019年製作の映画)
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今年の映画祭の締めは今回最もチケット争奪戦が激しかった今作。フォロワーなつさんの引きの強さに乗っかりました。感謝感謝。

全米トラック運転組合の幹部の肩書を持ちながら、ブファリーノ・ファミリーに抱えられた殺し屋としての顔を持つフランク・シーランの半生を、組合委員長ジミー・ホッファの失踪事件の真相を絡めて、晩年のシーラン自身が回想する形式で描く。ゴリゴリのマフィアものにしてほぼ会話劇。
登場人物が多くて私のポンコツメモリは破壊寸前。イタリア人の名前全員トニー説、私も全力で唱えたい。
ここそんなにひっぱる必要ある?的なところも含めた一大絵巻は、210分間集中を切らさないでいるのが正直大変だったけれど、これだけの尺を費やしてはじめてあのラストが成立する、スコセッシの美学を味わうのに必要な長さなわけよ。うん、でも長い(笑)

ラッセル・ブファリーノに初めて出会ったところから最後までデニーロが演じている(他のキャストも同様)。いちばん若いときで何歳の設定だったのかは明確には分からないけど、若返った顔には全く違和感がなくてびっくり。どうやらメイクではなくデジタル加工らしい。ただ体はどことなく老いが隠し切れていないように見えたのだけど気のせいかなあ。


え?……11月15日から一部の劇場で公開?
「限定」って言葉で惑わされるのいい加減いやになってきた。