アイリッシュマンの作品情報・感想・評価 - 4ページ目

上映館(53館)

「アイリッシュマン」に投稿された感想・評価

マーティン・スコセッシとロバート・デ・ニーロのコンビの復活、そしてゴッドファーザーコンビが復活し同じマフィアを描いている作品。

予算を使いまくっていて時間が長い。
疲れるがアメリカの昔を感じ取れる。

マフィアの苦悩が現れていたが、過去作を上回るような出来ではないと感じた。
Kuma

Kumaの感想・評価

4.2
3時間半…
アルパチーノとデ・ニーロなどなど生きる伝説みたいな人たちを映画館のスクリーンで見れて幸せでした。

派手なシーンも特になく、淡々と物語が進んでいく。
でもめちゃくちゃ面白い

マーティンスコセッシ監督がマーベル映画を批判して話題になっていましたが、これだけのものを撮るんだからまぁ批判するのもわかるなぁなんて笑(誤解があるかもしれませんが自分はマーベル映画ももちろん好きですよ!)

一概には言えませんが、映画において主要な人物が死ぬときはドラマチックになりやすいと思うんです。
(当然なんですけど…)
でもこういうスコセッシ監督の作品を見ると実際死ぬのは一瞬だし何も残らない、でもだからといって生き残ったって惨めになることもあるわけで…
ドラマチックな展開を期待しても裏切られるし…何よりそれがリアルなんだと思いました。

デ・ニーロとアルパチーノのコンビが本当に本当に最高でした☺️
隆盛を誇ったイタリアン・マフィア。そしてこれが衰退して行く時代の流れを、ひとりのアイリッシュマン(フランク/デニーロ)の人生に重ねて語られて行く物語。

かつてストライキが法律で禁じられていた時代、権利を訴える労働者に対し、雇用主側はマフィアを雇って締め上げる歴史があった。
これに対し、不屈の精神で組合を作り上げる…までは立派な功績…のホッファ(パチーノ)だったが、その後に彼は組合を私物化し、維持運営のために今度は自らがマフィアと組むようになった。
こうして彼は逮捕。しかし出所をきっかけに再び権力の座への返り咲きを目指す執着に対し、マフィアは次第にその存在を持て余し始める。

マフィアは人の心の弱さという影に寄り沿うあだ花のようだ。世の中が整い、誰も彼らを必要としなくなれば次第にその勢力は衰退して行くのだが、表社会の個人店主、巨大労働組合、果ては政治の中にまで、マフィアは静かに巣食い、根深く浸透して行くその周到さに驚くと共に、こうした裏世界には人間社会の様々な縮図が濃縮されていて、思わず意識が入り込んでしまうと言うか、誤解を恐れずに言えば、嵌ってしまう人の気持ちも分からなくないと思ってしまう。(しかしそこに一度でも身を置くと、抜けられない鉄の掟があり、その非情さに背筋が震えまくるのだけど。。)

劇中では、マフィアのボスっぽい人(すみません、あんまり詳しくないんで💦)が登場するたびに死因とその西暦がテロップで流れるのだけど、それがはぼ1980年の暗殺に集約されている。
この時代に何があったかと言うと、第二次マフィア戦争と呼ばれるファミリー同士の血で血を洗う大抗争。
こちらについては「ゴッドファーザー」辺りが詳しいので、未見の方は是非どうぞ…☹️💧。

追記)
ご存知の通り、本作はNetflixの配給です。というのは、企画の段階でカネにならないと踏んだパラマウントが降りたからです。
スコセッシは、坊主憎けりゃ、、の流れなのか、マーベルをテーマパーク呼ばわりして物議を醸しました。
同様に、ルーカスは「スターウォーズ」のディズニーへの権利委譲後にSW新作への自分の意見がことごとく却下されたことなどで「僕は子供たちを奴隷商人に売ってしまった」と嘆き、顰蹙を買いました(後に謝罪)。 

作家性の高さなど求めない、カスタマーファーストのご時世に暗澹とすると共に、尊敬する諸監督への扱いに対しても怒りを覚えます。と同時に、本作は映画館で観るべき映画なのだと強く訴えたいです😢。
枯れたパチーノとデニーロがかなり長い時間同じ画面に。泣ける。
2人が共演の観ていてヒリヒリした「ヒート」からもう20年以上経ってるのか〜
また観たくなった。
リョウ

リョウの感想・評価

2.3
日曜日チケットが売り切れていたのでわざわざ木曜日のマッ昼間に見に行く。
が、上映10分前にアップリンク渋谷に着くと何と残り4席(汗)
さすがスコセッシ!恐るべしファン層である。
しかーし、わかっていたが209分は長すぎだろ!念のため受付のお姉さんにインターバルありますか?と聞いてみたけど非情にも帰ってきた答えはNO。
さてさてアップリンク渋谷で前から2番目の席に座ったのは初めてだったがその椅子のショボいのなんの。見ている間色々と足の位置を変えてみたがずっと痺れっぱなし。これ、下手するとエコノミー症候群になる人出てくるんじゃないの?
さてさて肝心の映画というと「グッドフェローズ」の劣化番。
定番のスコセッシ映画軍団、デニーロ、ジョーペシ、ハーヴェイカルテルに加えギャング映画の定番アルパチーノとあまりにも豪華な俳優陣の集まりにただただ驚くばかり。しかし皆歳とったな~(当たり前か)
昔のスコセッシのギャング映画を見ている様な喜びはあるがそれ以上の新鮮味はない!
そしてやはり長すぎ。偉大な映画だから長くなったというよりも編集が下手過ぎる感がある。
少なくともラストの20分位はホンッといらないシーンだったと思う。
こんな映画に209分も付き合わされる身にもなって欲しい。
いや~ネットフリックスに加入してないから映画館まで言ったがネットフリックス見れる人ならそれで十分だと思う。
いや、これネット配信で見たら最後まで見ずに終わっちゃう人の方が多そう!
えいこ

えいこの感想・評価

4.9
全く長さを感じさせない無駄のない脚本と演技力。BGMのないシーンと対比させて象徴的に使われる音楽も素晴らしい。

デ・ニーロ、ジョー・ペシ、アル・パチーノ、三人三様に魅せる。個人的にはジミーの人間味が愛らしくてアル・パチーノ推し。史実が挟まれることもあり、ドキュメンタリーのようなリアル感。

ドラマは、主人公フランクの壮年期から老年期を追う。モノローグで語られる言葉がまた心に刺さる。「命令に従って人を殺す。戦争と同じだ。」戦争との対比。初めから終わりまでフランクがさらされる娘ペギーの批判的な瞳。フランクが守ろうとしたのは本当に家族だったのか。誰の命令に従い誰を守るのか。組織人としてのジレンマにも容易に共感する。地位も権力もあるいい年の男の争いの元が、子供じみた意地やプライドだったりするのもリアル。家族も組織もファミリー。洗礼式、結婚式、葬式のシーンも象徴的。最後の虚無感は果てしなく重い。ギターの音が切なさを増幅する。

とても映画的な映画。映画館で堪能できてよかったです。
食事が重要なアイテムに思えた。前半とラストで登場するバケットと赤ワイン、分け合って食べることで「仲間」になったことが分かるし、ラストの方では切なすぎるシーンを演出している。さらにホッファ殺害をほのめかす場面では、ラッセルがサラダを作って棚を隔てたフランクに差し出す。そこで2人の決定的な壁と従うしかないフランクの孤独が見えてくる。そんなこと考えながら3時間ずっと楽しかった…
音楽がロビーロバートソン(ザ・バンドのギター)なのが胸熱すぎる。
sntrmz

sntrmzの感想・評価

4.1
3時間半長かったような早かったような。
前半は長く感じたが、後半にかけては一瞬で終わった時に、あっ終わっちゃったって感じた。
前半でフランクのこれまでを見せることで
後半が一瞬に感じるくらいのめりまされた。

なによりロバートデニーロがかっこいい。
アルパチーノがかっこいい。
また観たいと思う。
matoba67

matoba67の感想・評価

4.5
映画バカの映画バカによる、映画バカのための愛に溢れた映画。デニーロの演技に涙しないファンは居ないだろう。スコセッシの「落とし前付けた」感がハンパない。
ゲン

ゲンの感想・評価

4.6
やっぱりデ・ニーロは最高でした。最後シンミリしちゃったなぁ、、長さを感じさせなかった。