スーザン(エイミー・アダムス)は元夫エドワード(ジェイク・ギレンホール)と別れ、ハットン(アーミー・ハマー)と裕福な生活を送っているが、結婚生活は幸せとは言えない。
そんなある日スーザンのもとに別れた元夫のエドワードから小説と手紙が届いた。
小説の感想が聞きたいことや会いたいと思っているのかなどと書かれていた。
そして、スーザンはその小説を読み始める。
『現在→小説の世界→過去』が交互にスタイリッシュに映し出される。
その小説をどうしてスーザンに送ってきたのか。その小説の世界と過去のことがどう絡んでいるのかなどはっきりわからないまま進んでいく。
『愛なのか、復讐なのか』
ラストは「もう終わり?!」と思い、考察を読んで、そういうことかと納得。
映画でははっきりとした答えが描かれていないから、それを考えながら観るのがこの映画の面白さのよう。
誰かと語り合いたくなる。
別れたことに後悔があったとしても、あの小説を送られて元夫と会おうと思う気持ちが理解できなかった。
それにしても、「衝撃のオープニング」と聞いていて、いろいろ想像してたけど、
それと違う角度で切り込まれて度肝を抜かれた。
あれを超えるオープニングはなかなかなさそう。