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ノクターナル・アニマルズのjajaのレビュー・感想・評価

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)
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映画の面白さは開始15分で決まると言われるが、その点は十分満たされるし、最後まで観ても十分面白かった。▼だが、劇中のふたつの物語──現在進行形の現実の物語と小説内の物語に何の関係性というか、どういう意味があるのかははかりかねている。▼19年前に自身の“弱さ”を責められて、スーザンから捨てられたエドワード。彼は小説内で主人公トニーとなって弱さを克服した姿を見せる(間違えた克服の仕方だが)。▼それは必ずしも幸せになっていないスーザンへの復讐だったのか?その復讐は約束の店に現れないことで完成したのだろうか?
jaja

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