最初の悪趣味な映像に度肝を抜かれ、頭の中が混乱する。だが、話が始まると登場する人々の衣装がとてもハイセンスでオシャレ。部屋の内装もスタイリッシュ。このギャップ。
で、過去の恋人から贈られた小説を読み始めて本筋に入るのだが、これがスタイリッシュからかけ離れた殺伐とした話。
荒野の深夜ドライブ。危険が現れては消え、現れては消え、ハラハラドキドキ、ページをめくれずにはいられない。
一筋縄ではいかない展開と描写にいつの間にか巻き込まれ、主人公と同様に翻弄されていく。
摩訶不思議な体験をさせてもらって、どっと疲れた。
何を言っているか分からないが、観ているとそうなると思う。
