REVENGE
アートギャラリーを運営するいかにも上流階級育ちのスーザン。現夫のハットンは最近仕事がうまく行っておらず、それが尾を引き家庭面でも疎遠な関係が続いている。
そんな中、元夫で物書きのエドワードから『ノクターナルアニマルズ』と題された本が届いた。
今まで見た中で一番衝撃的なオープニング映像だったかもしれない。もう見たくないからやめて欲しくなるくらい笑
基本的には３つの世界(現実、過去、本の中)が並列的に描かれ、かつ演じる俳優も共通する部分があるので始めは複雑かなと思ったけれども、電話・テレビなどを使った場面転換が非常にうまく違和感は特になかった。
最終的に過去の世界から復讐というテーマで２つの世界が１つに繋がる点や、過去世界でキーワードとなる、ある言葉がいろんな世界でリフレインされる構成はすごく好みだった。
最後のシーンまで行かなくとも、ある意味エドワードの目的は達成されていたのかもしれないけれども、欲を言えばもっとクレイジーな復讐劇も見てみたかった。
