このレビューはネタバレを含みます
これエイミーアダムス…?
あの魔法にかけられたプリンセス…??
スーザン絶対許さない。俺の思いを小説で受け取れという復讐劇!
このエイミーアダムス演じるスーザンはなんていうかTHEプライドが高い女って感じでした。
いくら好きな男の生き方に合わせようとしたところで所詮は母親の血を受け継いでいるわけで…。
(スーザンの母親は理想高めのお堅い差別主義者みたいな感じ)
トニー=エドワード
レイ達=スーザン
妻と娘=スーザンが下ろした子ども
とも
トニー=スーザン
レイ達=エドワード
とも観終わったあとは考えたんですが、時間が経ってしまったのですべて忘れてしまうという大失態。
ラストなぜエドワードが来なかったのか…。
結局スーザンはエドワードの小説の内容など理解しておらず、それが自分のことだと思ってもいないため、もしかしたら昔のような2人に戻れるかもしれないという思いを抱いて、のこのことレストランにやってきたんですよね。赤リップを落として…。
正確にはスーザンがどれだけの時間レストランの中で待ったのかは分かりませんが、そもそもエドワードにとってはスーザンがレストランに来たこと自体が失望する原因だったのでしょう。
いうなればこの女昔と何も変わってねぇなという感じでしょうか。
レストランの外からスーザンを見張っていたのか、もはや来るつもりなどさらさらなかったのか、そんなことはないと思うけれどそもそもエドワードは生きているのか、存在しているのか。と想像が膨らみます。
非常にアート性が高くて、きらびやかな場面だと思えば急に荒野になったり、映像比喩が凄すぎて最初の太った女の人の映像は理解できませんでした笑
ほんとに繊細に巧妙に丁寧に作られている作品でした。