期待通りめちゃめちゃ面白かった！そしてセンスの塊のような映画！
額縁に入れて飾っておきたいような、美しくアートなショットが盛り沢山。
それらは観賞側のイマジネーションを掻き立て、｢これはこういう意味なのかな。｣などと推理をしていくヒントのようにも感じられます。
私はテキサスの美しい空がとても心に残りました。
ショッキングでスリリングな描写も多く、話に引き込まれてしまい、一方で、内面をえぐりだしてくるような、心理的な旅をスーザンと続けて。
ものすごく映画に集中してしまい、あっという間にエンディングに。
私は小説家でもセレブでもないけれど、なんとなく二人の気持ちが分かる気もした。
好きな人、ことに受け入れられず、どこか復讐心のようなものを持って克服していく感じ。
なんとなく形で選んでしまい、からっぽだと気づいたとき、そばにいる人と心が通じあっていないときの喪失感。
人によって受け取り方は様々だと思いますが、
色々な感情が混ざりあってはいるだろうけど、二人の間に深い愛を感じたし、お互いの存在があって本当に良かったねという気持ちです。
そもそも愛がなきゃ思い出しすらしないですよね。
