様々な視点から進行して、更に細かな所までリンクしながら最後に至る。
息を吸うのも忘れるぐらい魅入ってしまいました。とても静かでかつ情熱的。
自分はそうはならないと誓ってもやはり親の血は抜く事ができない。それに彼女は気づいているのか気づいていないのか。
年月が経つともしかしたら許されるかもしれないという淡い期待を持ってしまうものであるよなぁ…でも主観が変わるとそうもいかない時もあればいく時もまたある。
発端が小さなきっかけで、すがりたくなる気持ちもわからなくもない。
でもなぁ…過去は変えられないからなぁ…
ラストのシーン、甘美と現実とが表裏一体となってとても魅力的でした!