ノクターナル・アニマルズの作品情報・感想・評価

ノクターナル・アニマルズ2016年製作の映画)

Nocturnal Animals

上映日:2017年11月03日

製作国:

上映時間:116分

3.8

あらすじ

「ノクターナル・アニマルズ」に投稿された感想・評価

み

みの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

画面がきれいすぎてトムフォードさんすごい
後味の悪さ 救われなさ ランキング上位に食い込む 疲れたし辛いし思い出したくない嫌な事を無理やり抉られてる感じがした
想像以上に小説の内容パートが多かった

元夫の人の顔が大好き
acarii

acariiの感想・評価

3.0
大人の、怖い話…

暗いし、、

陰険…
まおう

まおうの感想・評価

3.5
全てを手に入れたヒロインの元に、20年近く前に別れた元夫から小説の草稿が送られてくる…その衝撃的な内容に不眠症のヒロインは段々と過去の記憶と現実が絡み始め…初っ端からアートのようで悪夢のような映像の連続に見ている側も頭がグラグラするミステリー。
トムフォードならではの衣装もさることながら、口紅の塗り方一つでヒロインの変化を表現する手腕はさすがの一言。
ナオ

ナオの感想・評価

3.5
いやいやいやオープニング...!
びっっっくりしたすごかっった...

こういうのは好きだけどやっぱり最後は釈然としないな〜いやこの終わり方だからいいんだけど。色々考察を読んでみたけどやっぱり難解。何はどうあれ、エドワードが小説送ってきたのは愛か復讐か、私は復讐なんだと思う。
さな

さなの感想・評価

4.0
--- LOVE or REVENGE ---
久しぶりに好みの作品。さすがファッションデザイナーだけあってトム・フォードの織りなす世界はアーティスティックであった。「REVENGE」という壁いっぱいに描かれた文字とラストはエドワードの復讐を暗示しているのか。そう考えてしまえば簡単だがそんな素直な考えでいいものなのだろうか。では、愛なのか。私は愛とも違った感情を抱いたが、観る人によって千差万別なメッセージを受け取るだろう。パケから想像していたストーリーと180度違う展開でかなり驚いたが良い恐怖を感じながら鑑賞することができた。もう少し考察の余地がありそうな作品で観た後も余韻に浸れる。『restless』が流れたときの恐怖の高鳴りは楽しかった。偶然にも2作連続ジェイク・ギレンホール出演作品を観るなんて。
* 9 *
koo

kooの感想・評価

4.0
トムフォード

彼が送って来た小説は愛?それとも復讐?

待ち合わせに来ないのはどうしてか?
ゆにけ

ゆにけの感想・評価

3.6
これは面白い。
ギレンホール演じる「トニー」とはいったい誰の投影なのか……エドワードの目的は本当に復讐だったのか?
トニーの姿をエドワードにしてスーザンは読み進めている。
でも「夜の獣」とはスーザンを表すのではないの?
暫く余韻にひたり深く考えてみたい。
KyoheiMibu

KyoheiMibuの感想・評価

4.1
ズシーンと重さが乗っかってくる感覚の映画。ストーリー展開は新しい。
監督トム・フォードのデザインするスーツはなんと一着20~50万円、ジェームズ・ボンドの衣装としても採用されている超高級ブランド。トム・フォード自身、自分が商業ファッションデザイナーであり芸術家ではないこと、かつゲイであることを公言しており、本作の中でも(アートを消費財として扱う)女性に対するシニカルな視点を感じることができるだろう。

スーザン(エイミー・アダムス)は現代アート画廊のオーナー。映画タイトルバックのビッグマック・ダンサーズについては、トム・フォード曰くフェイクアートのそのものを表現しているという。20年前、小説家志望のエドワード(ジェイク・ギレンホール)と結婚したものの、(資産家の母親の予言どおり)エドワードの間にできた赤ちゃんを中絶、エドワードを捨て金持男(アーミー・ハマー)の元に走った過去がある。一応の成功はおさめたものの心にぽっかり穴があいたスーザンの元に、エドワードが書いた一冊の小説原稿が送られてくるのだが・・・

トム・フォード自身が本作のインタビューに応えているので、為参考で以下コピペさせていただく。
〈マイケル・シャノンが演じる役は典型的なアメリカの正義の味方で「見つけ、捕まえ、復讐を果たせ」という囁きを小説の中で表している。実際の世界ではエドワードの「小説を書き、スーザンに送り、自分が勝ったことを見せつけてやれ」という声なんだ。〉
〈この物語は僕にとって、人を投げ捨てにしてはいけない、という事を表している。現代、僕らはなんでもかんでも簡単に捨ててしまう文化の世界に住んでいる。すべては消耗品で、人間すらも捨ててしまう。〉
〈個人的に偽物(フェイク)アートを見ると嫌な気持ちになる。中身が空っぽで、本物の芸術家が作るようなクオリティがない作品なんかね。エドワードは小説というアートを通してスーザンとコミュニケーションをとろうとしているんだ。〉

映画タイトルが複数形になっていることから察するに、『ノクターナル・アニマルズ』とは、小説の中の保安官、レイパーズ3人組そしてスーザン自身をもさしているのではないか。法よりも暴力、愛よりもSEX、そして芸術よりも商業的成功を選んだ、物質主義という現代の煩悩に堕ちた人間たちを批判的に見つめた作品なのだろう。

スーザンに送られた小説は、自分を捨てた元妻への復讐という目的もあるのだろうが、本作においては別の意味が含まれているような気がする。エドワードが小説にそえたコメントに「(かつて芸術家としての自分を愛してくれた)あの頃の作品とは違う」とあるように、芸術というよりスリラー風の一種娯楽小説に近い内容だ。もはや真の芸術とフェイクアートの区別すらつかなくなっていることをスーザンに自己認識させるとともに、それをエドワードが(意地悪く)見極めるため、あんな小説を書いてわざわざ送りつけたのではないだろうか。

小説を読んだスーザンが「会いたい」というメールをエドワードに送信した時点で、すでに答えは明白。芸術家としての自分を愛してくれたスーザンではもはやなくなっている事実を確認できた以上、エドワードが店に現れなかったのも当然といえば当然なのだ。自分のデザインするスーツが、サルトリアのマエストロたちが仕立てるビスポークに遠く及ばないことをトム・フォード自身熟知してはいるが、偽物の区別がつくだけまだましだろうという、シニカルな自負が感じられる1本である。
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