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パージ:大統領令のkiritoのレビュー・感想・評価

パージ:大統領令(2016年製作の映画)
3.5
【チョコバーは絶対もらうからな!!!】

え、ジャケットの男チョイ役じゃん(´Д` )
こんながっつり写ってるのに…嘘でしょ

12時間だけ全ての犯罪が許されるパージシリーズの第3弾。
なかなか根強い人気がある。

今作の視点は
・なんとしても我が店を守るぞ!班
・パージをなくすために選挙に勝つぞ!班

の2点から描かれる。
パージ廃止を目論むローン議員。
完全防御の家に籠るが裏切りにあい、あえなく街に出ていくので面白くなる設定だ。


パージの殺し合い自体は2でがっつり描いたため、また同じことを描くと焼き増し感になると悟ったのか、今回は政治面・思想面が多く描かれている。

しかし、そのなかでもみんなの視線を奪ったのは、チョコバーのために命をかける池沼JK。
その顔と仕草が一度見たら忘れられないという最高のキャラクターをしている。
これだけインパクトがあれば心に残ること必須だろう。
なにより『チョコバー』にかける想いが熱い。

残念だったのは、冒頭のとおり、ジャケットの仮面集団が活躍してくれなかったことだが、教会の銃撃戦等なかなか全体的には見応えがある。

ただ、グロさも少なくなり、なにが起こるかわからない緊張感はかなり減ってしまった印象はある。


ローン議員の言葉はもちろん正しいのだが、こちらとしては虐殺部分も見たいという贅沢思考なので、最後の方の彼女が貫こうとする姿勢には若干苛立ちを覚える。

4も製作予定ということで、楽しみだ♪

あとフランク・グリロがくそかっこいい。

2017.8.13
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