おたば

パージ:大統領令のおたばのレビュー・感想・評価

パージ:大統領令(2016年製作の映画)
3.7
【やっぱいいやつは死ぬんだな】

1年に1度だけ殺人でもなんでもやっていいよ

そんな祝日を作ることで治安を維持するアメリカ

今年もまた、パージが始まる。

家屋の破壊だって勿論OKな舞台で

初作からスケールアップした3作目

こうやって書いてみると、1作目は思い出せるけどアナーキーどんなんやったっけって思う

本作品はオープニングの軽快なファンクサウンドとパージされてる一家から始まり
パージの異常性をこのシーンだけで物語ってる気がする

そしてこのシーンで被害に遭ってる家族の娘が
大きくなり、反パージ派の政治家として、大統領候補として選挙戦の真っ最中に時代が変わります。

ドナルド・トランプよろしく現政権に不満を持つ支持者を味方につけて
好戦一方の最中、勿論面白くない現政権派

いよいよパージ前日となった時
今までパージの保護対象であった政治家もパージの対象となると公表
見え見えの暗殺計画を迎え撃つ彼女、そしてアメリカの運命はいかに

今までのパージシリーズとはやや作風が異なり
ハンガーゲームのレジスタンスやエボリューションって感じ
もはやパージは舞台設定やストーリーの軸ではあっても
作品のメインはポリスアクションみたいな感じになっています。

チョコバーの娘って言うのがレビューでちょいちょい見かけてたけどなるほど(笑)
でも普通にレイニーを観ちゃってました。
チョコバー轢き殺すとこが一番好きなシーンだった。

これはこれで見やすいし、個人的には結構好きでした!

オススメ度は68点
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