JIZE

スマート・アスのJIZEのレビュー・感想・評価

スマート・アス(2014年製作の映画)
2.1
快楽主義なマスマーケーティング戦略を通じ売春斡旋を蔓延るフェミニスト達の紺色な群像譚!!古典的なクラッキング操作で"マス"を取る『SocialNetwork』感を賞賛!!性市場の小規模感やアナログ感は指弾!!最後の暗喩も王道の仏映画!!まず簡単に作品を要約すれば,人間を市場価値に見立て学校内で交際を仲介する(呼称:モテ理論)という闇ビジネス的な骨格で主役たちがドンドン負な方向に呑めり込み気付いた時点では既に取り返しがつかない事態に追いやられる不純な青春物or人間の稀少意義を模索する倫理物の話。1番肩透かしを受けた点が肝心の本作売り文句にある経済学を通じ有益な知能戦を繰り広げる最新式な描写がゼロという(呆)..そこ1本を目当てで監視し見事に撃沈。また序盤にフィンチャー製作『ソーシャル・ネットワーク(2010年)』内のマークザッカーバーグが立ち上げた女学生の写真を並べ顔の格付けサイトを序列付けるFacemashを彷彿とさせる控え目だが似たハッキング機能が地味に披露される。要は他者のPCをハッキングしそのPCに付随するレンズ部分を通じ他者の生活を覗き見る機能。まぁ劇中ではこれ自体に何の効力もない訳ですがレズビアンであるケリアをマークザッカーバーグ本人に例えで実際に台詞で発し見立てたり監督がデヴィッドフィンチャーを溺愛し意識してる事は場面意図のオマージュを込め予測。

概要。エリート学校を舞台に過激なSEXビジネスに呑めり込み若者たちを描いたフランス発のエロティシズムな青春映画。監督は怪作『変人村(2007年)』の奇才キム・シャピロンがメガホンを取った。

展開が動きモテ理論のビジネスが拍車を掛け過激化していく訳ですが同時に主犯側の3人もある悩み自体も次第に浮き彫り化し主犯側の内に抱えそれが徐々にあるプロセスを通じ他者に悩みを打ち解けお互い傷が治癒していく構造。要はこの映画が言いたかった事はこういう事だと思う。結論を申せば,派手なSEXビジネスを掲げ金儲け主義で快楽を埋める一方,主犯側3人の苦悩や葛藤であり真の友情や恋愛を知らず知らずの内に見過ごし表面的な有益を置く概念に脆く扇動される現代社会,特に若者10,20代に放つ危機的なメタファだったんじゃないか。だから乱痴気騒ぎを起こすも主犯3人の顔に残る背徳感や後悔の念が終盤では特に拍車を掛け浮かび上がらせる構造になっていた。また映画内の設定がエリートな有能学校なので余計対処に厄介で誰の耳も聞かない有能学校の生徒が過激ビジネスを強いる一種,現代にも通づるエリート故の孤独や葛藤のはけ口を別の対処にぶつけるやり方は現代人が直面する深刻な問題である。裏概念を読み解きそういう観点では社会派人間ドラマなのかもしれない。監督及び役者陣の無名感,今年1月に扱った『ブリングリング』を彷彿とさせるお馬鹿な乱痴気騒ぎ感,価値尺度を取り違えた者が行き着く相応しい顛末。あと1番最悪な敗因が終盤で何故あの3人組はあのような事態に陥り人生が転落したのかの論理的な説明or描写が完璧に削ぎ落とされていた..最後の最後で地雷が発動(呆)..後日譚も親切に設けないのも惰性以外の発想が思い浮かばない..丸裸な性描写も赤裸々に随所で描写され最後のディープキスも唖然!主犯3人の内で誰1人途中で誤ちに気付かず闇に突き進む構図も映画的に救済余地が削がれ人物面でも駄目だった..青春斡旋の闇ビジネス事態を確かめる手段では寛容なフレンチ感覚でお勧めです!!
【結論:モテビジネスに経済理論を応用しなかった事が敗因】