あの頃エッフェル塔の下での作品情報・感想・評価

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あの頃エッフェル塔の下で2015年製作の映画)

Trois souvenirs de ma jeunesse/My Golden Days

上映日:2015年12月19日

製作国:

上映時間:124分

3.5

「あの頃エッフェル塔の下で」に投稿された感想・評価

ユタ

ユタの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。外交官で人類学者の主人公ポールが若かりし頃の恋愛を回想する話。

こんなお洒落でかっこいい感じでは全然ないけど、レヴィ=ストロース懐かしい…とか思ったり、自分の大学時代のことを思い出して色々切なくなった。

そしてこんなお洒落な恋愛するためには「ウチに碁をやりに来ないか?」と女の子を誘えばよいのだと勉強になった(間違った影響のされ方)


主人公が文化人類学を専攻してて、講義のなかでバヌアツのナゴールの映像が挿入されるシーンがあるのだが、
それはそのまま通過儀礼というか主人公たちが大人になろうともがいている姿にも重なるし、
恋愛もまた、当事者からすれば大きな意味を持つけど、はたから見れば不条理で非合理的なものだよなあ、と思った。

「キングス&クイーン」を見たときにも感じたけど、かなり登場人物が自分勝手で色々みっともない。
でも、それすら不思議と愛おしく感じられるようになってくる。

主人公が未練たらしいとことか、お互いに7人と15人と浮気した、っていうところとか色々行動や言動には共感できないのに、なぜか感情を動かされてしまう映画。

そしてなんとなく「アニーホール」の最後のアルビーのあの台詞を思い出したりもした。
sato

satoの感想・評価

3.0
観終わった後、えっ?終わり?なんでー?って1人ツッコミをしてしまいました。
最初のパスポートのところに戻ると思ってたから。
期待を裏切らないフランス映画でした。
その前に観たレアセドゥもこの映画のポール役の男の子も気を失うシーンがあって笑った。
やぐ殿

やぐ殿の感想・評価

3.5
うーん、文化が違うから理解できない部分も多々あった。。

フランスの人は愛への概念が深い。
詩的な言葉で想いを伝え合えるのは素敵だなあと感じた。
百花

百花の感想・評価

3.3
フランス映画っぽい湿度。色。みせかた。エステルの不機嫌もouiもわかるような気がするけど。雨の日に低気圧でやられながらみるやつじゃない。分からないことなんてたくさんあるよね、許すができるかどうかだ。それは学があるとかないとかそういうんじゃなくてほんとうにいちばん人間らしい部分に触れるということ。
もやし

もやしの感想・評価

5.0
何とも説明できない映画。
人の人生を見るのが好きな人はめっちゃ好きだと思う。
そういうのどうでもいいよって人が見たらたぶん酷評。

話としては、中年になった主人公が過去の自分の人生を振り返るというだけ。
恋愛映画だから恋愛だけを振り返るのかなと思ったら、生活全部振り返る感じ。
急にハードな過去が出てきたり、急にミステリーっぽくなったりほんとに不思議笑

そうしてまあヒロインが登場するわけだけど、彼女がまたすごい。
「私って綺麗?」とか言っちゃうタイプ笑
すごく難しい人だなあって思った。
でも最後まで見たら好感持つ人も多いと思う。
彼女はそうすることで自分でいられなかったのかもしれない。

主人公も、また変。
何というか、鋭くて、ねじくれてて、そしてどこか深い部分では自信がみなぎってる。いわゆるエリート系に見えたな。今外務省務めてるだけある。

でも恋愛は後半は本当に切ないな。

何というか、やはりフランス映画ということで、良い人、悪い人、みたいのが全然ない。皆不完全。
そのおかげでリアルな人生を見ているような気持ちになる。
でもこの映画は不完全度がかなり強いので、嫌な人は嫌かも。

色んなものを見せられて、完全に世界に入ってしまった。最後はズシンとしたものが来た。
過去にとてつもなく感情を揺さぶられた出来事って、何十年経っても消えないんだねやっぱり。
それが良いことなのかはわからないけど。
どんなに色々考えても、試みても、どうしようもないことはあるんだよね。
あまり救いのようなものはないように感じたな。何のために生きてるのか。
そういう過去を背負って足引きずって生きて、最後は灰になるんだ。
映画の内容関係ないですね笑 今鬱期です笑

エンディングしっとりしたの流してくれたら浸れたのに、何故か軽快なヒップホップみたいなのが流れてえーってなった笑
やぐ

やぐの感想・評価

3.6
しっとりしてて好き
けんと

けんとの感想・評価

4.0
高嶺の花な女の子に恋するのは共感できる。
あんなに長い間遠距離恋愛するなんておれには無理だなあ…2人でパリで暮らせば良いのに!って勝手に歯がゆい思いしながら見た。
エステルの登場シーン好き。
退屈せずに引き込まれて見ることが出来ました。
文学的なフランス映画もたまには良いね
nancy

nancyの感想・評価

3.2
同じ国に住んでいても、街が違えば遠いあなた。手紙で思いを伝え合う。書いても書いても満たされることはない。
若さ故の正義感、情熱、愛、恋、友情。すべてが混じり合い、とどまることができず、だから不安定になる。誰かを、何かを、求めてしまう。
Hirona

Hironaの感想・評価

3.0
人間味溢れてた
突然カメラ目線での台詞が入るところがフランス映画っぽかった笑
フランス映画についてなにも知らないけど笑
まさかのスパイ・サスペンス!と、全く予想しなかった前半の展開に驚く。だが少年時代からやがて冷戦時代、80年代へと、思わせぶりに謎めいた映画のトーンは、ファナティックな恋の病に帰結する。母や妹弟、教師や伯母さんなど周囲の要素がやたら濃いし、観てて妙にザワザワさせられるけど、それなのにまるでトリュフォーを彷彿するような純然たるメランコリー映画なのだ。「常にいっぱいいっぱい」な眼をしたマチュー・アマルリックの滑稽な狂気は、ジャン・ピエール・レオとどこか似てる気が。譲り渡した名前で、世界のどこかにもう一人存在した自分。若さと共に失った恋人。ラストのストップモーションがもはや呪縛としか思えない永遠の恋患いを刻印する。しみじみフランス映画を観たなあ!って感じ。
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