もう見たまんまのスニーカー尽くしのドキュメンタリー。
まずはスニーカーの歴史についてサラっとやる訳ですが基本的には２００７年に公開された『JUST FOR KICKS』と同じ流れです。コンバースを始まりとしアディダス、プーマが誕生、満を持してNIKEのジョーダンブーム…１０分くらいですぐ現代(2000年以降～)に行っちゃいましたね。
まず、ここで言いたいのは私はヴィンテージ・スニーカーが好きなのですよ！NIKE限定ですが。
ヴィンテージ・スニーカー好きを続けて分かった事、全然モテねーーー！！
すいません、脱線しました。
『JUST FOR KICKS』では確か世界中のスニーカーコレクターがヨダレ垂らしながら、垂らしそうな笑みを込めながらスニーカー熱を語る映画だったと思います。
『スニーカーヘッズ』はもうちょっと入り込んだ人たち、ショップ店員、バイヤー、デザイナーなどにスポットを当てて語っていただきます。僕もよくお世話になったて吉祥寺のお店とかも出てきます。
が、まだ何か引き付けるほどじゃない…。
この後のテーマからグッと面白くなってきます！！
スニーカーにまつわる事件。スニーカー狩りに合ってる映像とか出てきて凹みました。
僕も３万円でやっと手に入れたエマックス９５イエローをマックス狩り(若い子知らんでしょう？)が怖くて結局１回も履かずに加水分解を起こしてダメにするという悲しい思い出があります。
狩られるくらいならまだいいですが…自体もっと申告でした。昔で言うとエアジョーダン５での殺人事件が有名ですが、実は今、スニーカー絡みで毎年１０００人殺されてるらしいです！！！！衝撃！！
と、まぁ後半からは色々知らないショッキングな情報も教えてくれて楽しめました。
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ここからは、不定期開催のどうでも良い青春ストーリー。
（読んでも全くためにならないのでスルーしてもらって結構ですので 汗）
普段、感情を全く表に出さない僕が唯一、感情的になったお話です。
高校の時に空前のスニーカーブームが訪れて、特に僕は狂ったようにのめり込み、小遣い と たまにオカンが弁当作れない時にくれる５００円を昼抜きにして溜め込み、スニーカーを買っていく生活を続ける。
この時はエアマックス（イエロー）というのは幻のスニーカーで最高値３０万という所まできてとても手が出せる代物じゃございませんでした。
１度、東京の[すずちゅう]というショップで限定４名に定価で販売っていうのがあって世間知らずだった僕は地元茨城の水戸から早起きして始発で向かいましたよ。ええ、１０００人以上並んでましたよ！！記念に変なスニーカー買ったっけなぁ。。
しかしこの経験が活かされる時が訪れました！水戸に[コヤマスポーツ ＮＩＫＥ専門店]というのが新規オープンされてその初日セールでエアマックス・黒レザーという新作が限定１０名で定価よりちょい安めで販売されると告知されたのです！！
水戸という街で前日から並べばいける！！そう確信しクラスから同志を集め４人で学校終わりに行ってみました！！既に３人くらい並んでるけど限定１０名って事はいける！！！
この地点で我々は勝利を確信したのでした！！！！
ここからは他の友達が寝袋とかお菓子、トランプまで持ってきてくれて遠足より楽しいったらありゃしない！！！
しっかり並んでたけど夜になると余裕ができたのか２：２で別れて、２人はそのまま場所取り、残り２人はコンビニで立ち読みを交互に繰り返していた。ただこのコンビニがやたら遠い！！！水戸なので。
そしてだいぶ夜も更けて深夜０時頃、僕ともう１人は悠々とコンビニで漫画を立ち読みしてました。
するとガラスの向こうにあってはならない光景が！
並んでいたはずの２人が物凄い表情でこっちを呼んでいるんです！！！
つまり列には誰もいないって事でしょーが！！！
僕「おい！何でここにいるんだよ！並んでないとダメでしょーよ！！」
友達「いや、早く！早く！行って！！」
訳も分からずコヤマスポーツへ超スーパー猛ダッシュすると…事情を把握しました。０時になって店員さんが抜き打ちで整理券を配りだしたのです。
で、並んでた友達はちゃんと整理券を受け取り、もう２人いると言っても、それは無効と飛ばされてしまったわけ。すぐ僕が必死の形相で事情訴えても当然、認められず…
しばし放心状態の後…僕はその場にヘタリ込んでアスファルトに拳を打ち付けて言いました
「チクショー！！！！」
↑↑
こんなヤツいますか！！！！！
ドラマの１シーンじゃないんですよ！！！仲間がバイクで死んだ、とかじゃないんですよ？
高校生の僕にとってはNIKEこそが全てだったんです。。。
いや～青春っていいものですねぇ～。
なんだ、このどうでも良い思い出話は。。
映画見ながら思い出しましたよ。。。
