おかか

ホールドアップダウンのおかかのレビュー・感想・評価

ホールドアップダウン(2005年製作の映画)
3.3
V6のV6によるV6ファンのための映画②。
前半は銀行強盗、警察、路上ライブする謎の男、教会を燃やした神父が違う場所で生きつつも、それぞれが徐々に絡み合っていく流れが面白い。森田剛がひったくり犯を追いかけるところらへんまでは、飽きなく楽しめた。
後半は失速気味。潰れた旅館に取り憑かれた5人(岡田准一は凍結中)がアクションシーンを繰り広げるが一体何のために戦っているのかもはやわからなくなってくる。アクションシーンの流れとしては5人が別れて戦っているので、それがたまに混ざり合う描写はよく考えられたアクションシーンではある。けれど、観ているたびに何のために戦っているんだろう?と少し興醒めしてしまう部分が目立ち、減点。佳境も佳境でこういう描写だと観る側のモチベが下がるなあという印象。やりたいことを全てつっこみました!という映画だと思う。
起きた岡田准一が、キリストの像を真似て両手を広げるシーンが一番好き。予告でも印象的でした。
バナナマンが出ていたのは3回目の鑑賞でようやく気づいた。岡田准一のユメニアイニの優しい歌声とV6の少ししんみりするOrange、最後まで聞き入りました。
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