いくらご飯

裁きのいくらご飯のレビュー・感想・評価

裁き(2014年製作の映画)
4.1
法廷シーンは少なくそれぞれの登場人物の日常がメイン。ドラマチックな法廷ものではなく、長回しで淡々と進む。

カースト制度、宗教、言語、家父長制、移民などのインド情勢が色濃く反映。事前に知識を入れておくともっと楽しめたかも。

実際にムンバイに暮らす人で撮影されたようでリアリティも強く、ドキュメンタリー映画のようでとても興味深く面白かった。
たまに挟むシュールで間抜けな場面も愛しい。