睡蓮

裁きの睡蓮のレビュー・感想・評価

裁き(2014年製作の映画)
2.5
法廷劇かと思って嬉々として見たら法廷劇とはほど遠い作品だった。何故か寝落ちはしなかったけど、最後まで見るのはなかなか難儀。このシーン必要!?と思ってしまうし。弁護士と検事と裁判官の法廷の外での日常生活を観察する作品かなぁ。それはまあ面白かったけど。あとインドの裁判がどの程度リアルに描かれているかわからないけどこのとおりならひどいの一言。
あとカメラワークの癖が強すぎて私は苦手だった。
とにかく定点カメラ、ロングショットの多用。多用も多用。置いたカメラから全員がフレームアウトするまでそのままにする、証人尋問で他の人が話していてもずっと証人のところに定点にするその意図が全くわからない。他の作品で急にロングや俯瞰ショットが出てくると面白かったり、何かしら伝わるんだけど、多すぎてそれも意図がわからない。でもそこに強いこだわりがあるのは確か。
睡蓮

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