まさなつ

クイーン 旅立つわたしのハネムーンのまさなつのレビュー・感想・評価

4.0
今年に入って映画館は、これでやっと3本目と、ローペース。うち2本がインド映画というのも、、。

冒頭の結婚式の準備?シーン観てるだけで、頬がゆるみます。

ところがそこから暗転、、結婚式前日に相手から婚約破棄されてしまいます。結婚式も新婚旅行も準備万全なのに。それも理由がよくわからない。キッツイですよねー。

彼女は傷心のまま、予定していた新婚旅行にひとりで旅立つ。行き先はパリとアムステルダム。

もうここからは、真面目な田舎娘が都会に行って、知らなかった世界を知って、様々な人との出会いの中で、、っていう王道ストーリー。観る側の想像から全く逸脱せずにテッパンの展開ながら、テレも迷いもなく描いてくれるから素直に楽しめます。

旅先で出会う人がみんないい人で何が悪い!って感じ^_^

主役の彼女は、ウブで可愛いだけでなく、本当は芯の部分でしっかりしていて、旅先でハメ外しても堕落はしない。それでいて一緒にいるとなんだか安心できるような包容力もある。だから応援したくなるんです。

想像力をフル回転しないといけなかったり、描かれないとこまで裏読みするような映画も嫌いではないですが、そればっかりでも疲れます。そんな時にはインド映画がピッタリ。あまり考え過ぎず頭も身体も委ねていれば、自然と心地良くなる〜アーユルヴェーダ⁈

この作品も、そういう期待を全く裏切らないです。

残念なのは、せっかく日本人が結構重要な役で出てくるのに、多分日本人俳優ではない?とこです。
まさなつ

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