Haruna

クイーン 旅立つわたしのハネムーンのHarunaのレビュー・感想・評価

4.5
今日は自分へのご褒美映画。

今年はインド映画とよく出会います。
ボリウッド好きとしては嬉しい限りです。

婚約破棄されたインドっ娘が
ハネムーンとして一人旅するお話。

出会う人それぞれが明るく個性的で
保守的な主人公(ここではインドを表してるのかな?)にとっては
刺激的な登場人物ばかり(インドの血が入ってるミックスや、フランス人、日本人、ロシア人など)。
そんな人たちと関わっていくことで
今までの自分とは変わりどんどんキラキラしていく。
最初と最後では表現、ファッション、言動どれをとっても変化してます。

「マダムインニューヨーク」を彷彿とさせる
革新的な新インド映画!
タブーを破り、保守的な考えではなく
女性が活躍、一人立ちするのを軸にして
インドが世界に目を向け、変わっていってる様子が映画からも少し読み取れました。

都合がよすぎる元婚約者には
非常に腹が立ちますが
パリでの友だちや
ルームメイトの男友だち3人との様子は
観ているこっちが羨ましくなるほど
楽しそうで生き生きとしてました!
エンディングのFacebookでも
この旅、そこで出会った人たちとの楽しさが伝わってきて良かった。

性別や国が違う友だちというのは
やっぱりとても素敵に見えます。

少しこの映画の残念だったことは
各国のキャラがイメージで作られ風刺的な感じがしてしまったのが引っかかりました。
特徴的に描くことでよりそれぞれの個性が際立ったのかもしれませんが…!

結論、いい映画だったことには変わりないです。
Haruna

Haruna