TAK44マグナム

JAWS IN JAPAN ジョーズ・イン・ジャパンのTAK44マグナムのレビュー・感想・評価

1.0
日本にもジョーズがいた!!

今年の夏は、なんだか海水浴場の近くにサメが群れなしていたりして話題になっていますね。
うちの近所の海水浴場もシュモクザメの大群のせいで遊泳禁止になっちゃっています。

そんなハタ迷惑なサメですが、まずはジャケ絵をご覧ください。
やけくそ気味に超でかいサメが、水着ギャルを狙っていますね。
こんなでかいサメがすぐ下にいるのに、のんびりしているギャルが凄いです。
で、こんな凄いスペクタクルな映画かと思って観たりすると、「なんじゃあああああ、こりゃああああああああああ!」
と、心の中で「(こんなクソ映画つくったやつは全員死刑!)」と、思っちゃったりすることでしょう。
そんな映画です!

いや、これって、そもそも映画なのかしらん?
もはや映画の体裁を保っていない率90%ぐらいあるけど。

全編の90%は、グラビアアイドルたちの他愛もない映像が延々と垂れ流しになる感じです。
一応、遺棄されていたビデオテープを観たら、何だか危険!怖い!っていう風に、ファウンド・フッテージっぽく作ってあったりするんですけど、そんなのはどうでもよくて、ほとんどはグラドルたちのPVです。
出演しているグラドルのファンだったらOKでしょうけど、どちらかというとメジャーとマイナーの間ぐらいの立ち位置にいた人たちばかりなので、微妙ですねえ。
個人的に中島愛里は好きでしたけど、それでも早送りで観ましたよ。
これといってドラマもないし、何より詰まらない(苦笑)。

どうやら、サイコパスな殺人鬼ものだった・・・という驚愕の展開らしいのですが、正直どうでもよくって・・・
興味はひとつだけ、「いつになったらサメが出てくるんだ」という事のみだったんですね。

そして、早送りしつつ観ていたら、ついに現れましたよ!
チープさがほとばしるCG背びれが近づいてきます!
近づいてきますよ!
近づく・・・!そりゃああああああ、出た!サメ!ジョーズが!!
あれ?出ない?

しかし、ラストまで数分のところで、ついにその全貌を現しますよ!!

ええええええええええ!?
マジっすか!?
マジで、デカい!
無駄にデカい!

そして、一瞬でした!
喰われる方の顔のアップとかはスローモーションなのに!
CG製作費用がナッシング!って事ですか!

とりあえず、ガブリンチョ!

うーむ、待った甲斐・・・まるでナッシング!!

いやいやいや、これって別にサメ要らんでしょ。
面白いとか、詰まらないとか、そういった次元で語るべき映画じゃなく、これが作られたこと自体がすでに映画の神への冒涜でしかないという、伝説級のゴミクズ映画DEATH!!

どうしてもフォローしなくてはならないとしたら、グラドルたちのボディは流石です。
基本的に、ボインなグラドルさんをチョイスされております。
まあ、最後にジョーズっぽいサービスのあるグラドルのPVを観ているのだと思えば、別にどうということもありません。

ただ、映画としては0点です。
中島愛里に敬意を表して、仕方なく1.0点。


youtube、GYAOにて