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ラバーボーイのrpmu90377のレビュー・感想・評価

ラバーボーイ(2014年製作の映画)
3.3
女子大生のカイリーは、学費を稼ぐために、若い女性のセクシー映像を配信するクラブ「ガールハウス」に参加することにする。郊外の大邸宅を舞台に、多くの若い女性たちが、恥ずかしげもなく裸体をさらけ出す様子が、カメラを通して世界中に配信される。「ラバーボーイ」というハンドルネームでサイトを楽しんでいる男がいた。彼は幼いころから容姿に自信がなく女性とうまく付き合えずに蔑視されてきた。カイリーに自身の写真を送信するが、クラブの女性たちに馬鹿にされてしまう。怒り狂った男は、武器を片手に大邸宅に忍び込む。そして、セクシーガールたちの大殺戮が始まる。。。

美しい女性たちが次々と殺戮される様子がネットを通じて配信されるという設定は面白いが、ラバーボーイが極秘にされているはずのガールハウスの所在地をどうやって突き止めたのか、説明が不足している。刃物を片手に女性を追いかけるくだり、「悪魔のいけにえ」を連想させるが、肥満体であるにもかかわらずレザーフェイスよりずっと走りが速いのには驚いた。

カイリーが父を亡くし実家に仕送りをしながら学業に励んでいる健気な女性という設定でありながら、パソコンの前で裸体をくねらせるだけで楽に金を稼ぐ様子を見ると同情するどころか、羞恥心のなさにあきれてしまう。ほかのセクシーガールたちの愚行も破廉恥の一言に尽きる。このエログロ映画の感想を端的に言う。殺すほうも殺すほうなら、殺されるほうも殺されるほうだ
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