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ストーンウォールの39のネタバレレビュー・内容・結末

ストーンウォール(2015年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

下調べをしないで観たので、エンドロールにローランド・エメリッヒとあってびっくり。こんな映画も撮るんだ〜と思ったら、彼も同性愛者なんですね。知らなかった!

LGBTの社会運動の話だと聞いて『パレードへようこそ』のような作品かと思ったけど、別ものでした。
自分がゲイと気付いた青年の成長物語。

ストーンウォール事件は全く知らない出来事でした。ただ映画のタイトルにもなっているのに、事件についての内容が薄かった印象。
それについてはパンフレットで映画ライターのよしひろまさみちさんが書かれていて、かなり批判していた。パンフレットで作品の文句いうのって、なかなか見ないですね。笑

ラストにジョーに会いに行くっていうのは、ちょっと女々しいなと…。全体的に一見ノーマルなゲイより女装してるゲイの方が強くてパワフル。自分を信頼し、失うものがないまでに追い詰められた人たちが歴史を変えてきたのでしょうね。

そしてやっぱりロン・パールマンの存在感たるや!!わずかな出演シーンでもお腹いっぱいの圧倒的威圧感に脱帽です!
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