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ストーンウォールのdoonatsukoのレビュー・感想・評価

ストーンウォール(2015年製作の映画)
3.5

同性愛がニューヨークで認められるまでのお話。
ここは実際に去年NYで行ったお店で、バーカウンターのお兄さんが完全なるメンズファーストで、なかなかビールをもらえなかったこと。
女友達3人でテーブルに座ってて、相席で男性2人が座ってきたけど、挨拶もしなければ見向きもしてくれず、違和感を覚えたこと。

恋は盲目って言うのが女子よりもあからさまだなぁ。と感じたことを思い出した。


生きてく術は分からないけど、気持ちに正直にいることだけが自分の道であることは確か。希望は自分で見つける。
そんな登場人物の姿に目が離せなく、下品でどうしようもないシーンも結構あるけど、それでも素晴らしい映画と思えた。

それは差別や孤独に立ち向かう姿だったり、感情がダイレクトに伝わってくる登場人物の性格が痛快だったり、非日常的な世界を覗いてる面白さだったり、が興味深かったからなのかな。

周りと違うと言うことは苦しいことが多いけど、優しさに敏感になれる。
自由や解放を感じることだってある。
それが自分の生き方と認められたら、
同じ感覚を共有する人が見つかれば、
その苦しみは消えていくのかもしれないね。


もっと多くの映画館で上映してたら良かったのに
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