ストーンウォールの作品情報・感想・評価 - 27ページ目

ストーンウォール2015年製作の映画)

Stonewall

上映日:2016年12月24日

製作国:

上映時間:129分

3.6

あらすじ

インディアナ州から、N.Y.グリニッジ・ビレッジのクリストファー・ストリートへやってきたダニー(ジェレミー・アーヴァイン)。ゲイであることが発覚し、両親に見放され、恋人のジョーにも裏切られ、追われるように故郷を出た孤独なダニーを迎え入れたのは、この街で美しさを武器に体を売って暮らすゲイのギャングを率いるレイ(ジョニー・ボーシャン)だった。ダニーは彼らの部…

インディアナ州から、N.Y.グリニッジ・ビレッジのクリストファー・ストリートへやってきたダニー(ジェレミー・アーヴァイン)。ゲイであることが発覚し、両親に見放され、恋人のジョーにも裏切られ、追われるように故郷を出た孤独なダニーを迎え入れたのは、この街で美しさを武器に体を売って暮らすゲイのギャングを率いるレイ(ジョニー・ボーシャン)だった。ダニーは彼らの部屋に住まわせてもらい、常に陽気に歌って踊りな がらたくましく生きていく仲間を得て、この街で身を寄せ合い暮らす様々なゲイやレズビアン、ドラァグクイーンや、政治活動家のトレバー(ジョナ サン・リース・マイヤーズ)と出会うが...。

「ストーンウォール」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

試写会参加させていただきました🙈

私は卒論で同性愛について書いていて、ストーンウォールの反乱について知っていた上で鑑賞しました。映像の描かれ方がきれいで、授業や文献よりもリアリティをもってこういう事実、時代があったことが伝わってきて、その時の世界観みたいなものが感じれる作品でした。

たしかにアメリカでの批判やレビューでもあるように、物語がフィクション化されていて、どこまでが事実なのか脚色なのかわからず、せっかく多くのリサーチやインタビューから制作しているのにそれが反映されていないのはもったいないなという印象を受けました。

でも監督自身がゲイだということもあってか、主人公の心の葛藤や動きが表情など繊細に描かれていて、つい感情移入して涙が溢れました。最後も全て解決した訳ではないけど、希望が見える終わり方で、だれもが共感できる気持ちが詰まっていると思います。終盤、ぼくたちってなんだったんだろうっていう言葉に対して主人公がthat was kind of loveっていうsceneが素敵だなあと思いました。

この映画がより多くの人、特にセクシュアルマイノリティに知識のない人たちに届いて、マイノリティの人たちへの理解、社会への問題意識が広がってくれたらとても嬉しいです。
Sho

Shoの感想・評価

1.9

このレビューはネタバレを含みます

田舎者とはいえ、60年代とはいえコロンビア大学に行くゲイの学生がジュディ・ガーランド(ドロシー)を知らないというのは無邪気すぎで、リアリティーに欠けている気がした。

さらにいえば唐突なNASA。なぜNASAに憧れているのか、もう少し伏線がほしい。あまりにも唐突でとってつけたよう。あるいはなぜ主人公がホモセクシュアルに至ったのか、もう少し主人公の過去を掘り下げてほしかった。以上をふまえるとキャラクター造形に甘さがあることは否めない。

フィクションとして、兄妹愛をひとつの軸に描き出していたのはとても良かった。最後のゲイ解放パレードの晴れやかさ、見つめ合う兄妹のこれ以上ない幸福感に満ちたショットは最高だった。パブリックな空間で肉体を通して主張を展開することの喜び、陶酔はもちろんのこと、プライベートな空間でみせる甘美な肉体の放つ魔力は素晴らしかった。
aoa

aoaの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ストーンウォールの反乱の事件について全く無知だったが、ざっくりと知ることができ、とても考えさせられる時間だった。


ゲイであることが、犯罪者とみなされ、病気であるとみなされるなんて、かなしすぎる。いろんな愛のかたちがあって良いのだと思える人が増えれば良い
ありのままの自分の姿を、隠さなければいけないなんて、生きた心地がしなそう。
未だ犯罪と見なされる残りの77カ国も変わってほしい

賛否両論あるみたいだが、私は映画が始まった瞬間引きつけられたし、LGBTや暴動、差別について考えることきっかけとなりこの映画を観ることができて良かったとおもう

ダニー役(ジェレミー アーヴィン)がかっこよかったし、レイ役(ジョニー ボーシャン)が美しかった、、、
りなこ

りなこの感想・評価

3.5
試写会にて。
鑑賞させていただいてとてもうれしいのですが、残念なポイントも多々…。
でも“自分に正直に生きる”ために書きますね。

まず、私は予備知識なしで見たのですが、反乱の部分やその後のパレードのシーンではじーんときました。

ただ、
・結構挑発的なことをしているゲイたちがなぜそれまで立ち上がらなかったのか、映画からはよくわからない
・暴動シーンがチープ
・主人公が家族からちょっと認められました、みたいな演出はいらないのでは
など思って、スッキリしませんでした。


そして鑑賞後、ストーンウォールの反乱について調べたのですが、事実と齟齬があるんですね(笑)

本当は誰が暴動を始めたかはわかっておらず、でも黒人が主体で動いていた、ということが共通認識のようで、アメリカでは今作のホワイトウォッシュ(=白人がヒーローみたいに扱われていること)が問題となっているのだそう。

ただ監督自身もゲイだし、インタビューを見るとかなり念入りにリサーチはしていて、そういった事実もすべて知っている模様。
プロデューサーいわく、「主人公ダニーを通して、NYのストリートの特異な世界を観る」ことができるように演出したそうで、だとするともっと史実に“基づいた”話であることを強調して売り出すべきだったんじゃないのかなー…。

ぶっちゃけ黒人を主人公にしても、「いや白人の私がやったのよ」「白人のアイツが始めたんだ」と言い出す人はいる気がするので、今作は“かなり史実に近いフィクション”として世に出したらよかったのにと残念に思います。


脚本にいろいろと問題点はありますが、日本人でLGBTでもない女の私がこうして事件のことをあれこれ知ることができたので、自由を求める人々にとって重要な映画になるのではないでしょうか。

そしてレイ役のジョニー・ボーシャンの妖艶さは素晴らしいです。
レイの右手で口の左側にタバコをくわえる仕草が何度も出てくるのですが、キザでありセクシー。彼だけでも見る価値はあります。
Wakichi

Wakichiの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

かつてのアメリカでは同性愛者を雇ってはいけない、お酒を売ってはいけない、集会してはいけないなんていう法律があったことさえ知らなかった。
アメリカのホームレスの40%が同性愛者という事実も今回初めて知った。

警察に暴行を加えられていた日常からみたらストーンウォールの反乱の一晩は確かに大きな意味を持ってると思うが、あの一晩だけで全てが変わったとは思えなかった。ただ知るきっかけとしてはすごく当時のNYの雰囲気も伝わってくる作り込まれた映画だと感じた。

トランプの政治になったら、同性愛婚も認めると言っているので、ストーンウォールに関わった人が築いた布石は確実に歴史になって今に続いてきてるんだなと思うと嬉しい。
試写会にて鑑賞

なんといってもレイが魅力的で目が離せなかった‼︎
※レイ役のジョニー・ボージャンが上記「キャスト」に載ってない気がするのは気のせい?載せてほしい。

人間ってなんでこうも少数派を否定するのか。人間って恐ろしい。そもそもそういう特性を人間は持っているから、閉鎖的な家庭内やコミュニティでは、今でも差別される人がたくさんいるんやろうな。。

仲間同士の絆も素敵だった!
苦境を共にすることによって絆が深まるんだと思う。こういう仲間がいるって素敵!普段いかに自分が浅い人間関係の中にいるかということに気づかされる。もっと苦境を共にする経験をしたいと思った。

事実を元にしている作品だし、賛否両論あるみたいやけど学ぶことがたくさんあるからどちらにせよよい作品だとおもう。
ま

まの感想・評価

-
理解力が乏しいせいか
ダニーの気持ちと行動に終始え??ってなったり、エドって誰だったっけ。。?ってなってしまったりと少し混乱してました。。

でも
映像、音楽、俳優さん達はとても素敵でしたし、ストーンウォールについて知るきっかけになったのでその点はすごく良かったです。
見てよかったです
Moeka

Moekaの感想・評価

3.5
LGBTの社会運動の原点、1969年のストーンウォールの反乱の史実に基づいているこの作品。
今となっては一般的に浸透しているLGBTの人々の存在だけれど、ここまで迫害されまるで罪人のように扱われているとは思わなかった。"ありのままでいること""自分らしく生きること""壁を打ち破り成長していくこと"そして"人を愛するということ"。必死にもがく主人公たちがとても勇敢で、美しく見えた。実在の人物と異なる所はあるようだけれど、このような作品をきっかけにもっとLGBTへの理解が広まり このストーンウォールの反乱を起こした人々の思いがこれからも生き続ければ良いと思った。
SaeNarita

SaeNaritaの感想・評価

3.2
暴動も葛藤も、受け入れがたい悪質な売春の現実も、すべて"当時"のセクシャルマイノリティーの社会を映しているのだとおもう。だからこそ、"現代"では理解されにくい。と、わたしは理解したい。
人生初の試写会でした。
前評判も聞いていたし、本編始まる前にスタッフさんも賛否両論ありますよって公言していたので逆にワクワクしながら見ました。
1969年に起きたゲイの解放運動の始まり、ストーンウォールの反乱についての映画です。
前評判では、僕は実際の事件の記録を見たわけではないのですがホワイトウォッシングに批判が集まってるみたいでした。でも僕は正直その真意というか事実を知らないわけで、人種的な受け取り方も向こうの方とは少し違うと思います(僕が無知なだけかもしれませんが)。寧ろ作中で描かれている悲惨な事実を僕のような一般大衆に知ってもらうにはこれでよかったような気がします。反乱だけに焦点を当ててるのでエンドロールは”?”ってなると思います笑 ”ミルク”を見た時と同じように今は色々知りたい気持ちでいっぱいです。
事件について諸説あるみたいですし、監督自身の問題も絡むみたいで映画の受け取り方は人それぞれだと思います。

反乱の事件についてざっくり知るにはいいと思います。かなり衝撃も受けると思います。
役者さんの演技(特にレイ役の方)もすごくよかったですし、衣装も音楽も街並みも素敵というか”ぽかった”です!
ぜひみてみてください!